「今でも君を愛してる」
「今でも君を愛してる」は1988年に発表された、桑田佳祐さんの記念すべきソロデビューアルバムに収録された曲で、2012年発表のベストアルバムにも収録されています。
Ah ah Deep inside
I'll be caught into your door
夢のような恋に 魅せられたあの日々は
今も All Around Me
歌詞：「今でも君を愛してる」 作詞者：桑田佳祐
英語と日本語が混じった歌詞は、現在ではありふれたものになっていますが、この曲が発表された当時はかなり斬新でした。
英語が入った歌詞を違和感なく、しかもカッコよく歌えるセンスに感動！の1曲。冒頭の美しいコーラスにも要注目です。
「明日晴れるかな」
「明日晴れるかな」は、山下智久さんとと長澤まさみさんが主演のドラマ「プロポーズ大作戦」の主題歌に使われました。このドラマは好きな人に告白できぬまま、他人に奪われてしまうのを悔やんだ主人公が、人生をやり直して恋を手に入れるストーリー。
神より賜えし孤独やトラブル
泣きたい時は泣きなよ
歌詞：「明日晴れるかな」 作詞者：桑田佳祐
楽しいことも辛いことも起こるのが人生。悲しい時は思いっきり泣いて、スッキリして新しい一歩を踏み出す。そんな時そばにいてくれるのがこの曲ではないでしょうか。
「いとしのエリー」
「いとしのエリー」は1979年にバンド名義で発表された3枚目のシングルで、ドラマ「ふぞろいの林檎たちⅣ」の主題歌に使われました。
この曲には、バンドのキーボード担当であり桑田佳祐さんの妻でもある原由子さんと交際当時、自らの浮気を謝るために作られたというエピソードがあります。
俺にしてみりゃ これで最後のLady
エリー My love so sweet
歌詞：「いとしのエリー」 作詞者：桑田佳祐
発表から40年以上たった現在でも、結婚式やカラオケで愛され続けている名曲です。
「涙のキッス」
「涙のキッス」は1992年にバンド名義で発表された31枚目のシングルで、ドラマ「ずっとあなたが好きだった」の主題歌に使われました。
ドラマでは佐野史郎さん演じるマザコン男「冬彦さん」が話題になりましたが、この曲は失恋した男性の気持ちを歌った、切なさいっぱいのバラードです。
涙のキッス もう一度
誰よりも愛してる
最後のキッス もう一度だけでも
君を胸に抱いて
歌詞：「涙のキッス」 作詞者：桑田佳祐
涙ながらに交わすキッスはどんな味がするのでしょうか。終わりの見える恋と分かっていても、やっぱり愛は消えない。そんな恋心を代弁してくれる夏の名曲です。
「真夏の果実」
「真夏の果実」は1990年にバンド名義で発表された28枚目のシングルで、桑田佳祐さんが監督を努めた映画「稲村ジェーン」の主題歌です。
この曲はファンから公式に募ったリクエスト「ライブで演奏してほしい曲」で第1位を獲得した、名曲中の名曲です。
四六時中も好きと言って
夢の中へ連れて行って
忘れられない Heart＆Soul
声にならない
砂に書いた名前消して
波はどこへ帰るのか
歌詞：「真夏の果実」 作詞者：桑田佳祐
忘れたくても忘れられない恋、波に何度も流されても消えることのない思い。そんな気持ちを描いたサビの歌詞は、印象的なメロディーとともに多くの人の胸を打ちました。
「メロディ（Melody）」
「メロディ（Melody）」は1985年にバンド名義で発売された23枚目のシングルで、キーボード担当の原由子さんが産休に入る前に出した最後の曲です。
この曲は男女の別れの瞬間を、印象に残る言葉で表現しています。
恋人のまま Oh my hot 別れよう
素肌で歌う 秘密のメロディ
歌詞：「メロディ（Melody）」 作詞者：桑田佳祐
上のフレーズで、2人は最後の夜を過ごしていることが伝わりますね。この曲は他にも、女性の果実への例え方など、桑田佳祐さんの言葉選びのセンスが炸裂している名曲です。切なくも美しい恋の幕切れを、この曲で味わって下さい。
「TSUNAMI」
「TSUNAMI」は2000年にバンド名義で発表された44枚目のシングルです。このCDは300万枚を売り上げ、2000年オリコン年間シングル売上第1位、サザンオールスターズのカラオケ人気曲第1位を誇る、バンド最大のヒット曲となりました。
この曲は終わってしまった恋の切なさを、印象的なフレーズを交えて歌い上げています。
止めど流る清か水よ
消せど燃ゆる魔性の火よ
あんなに好きな女性に
出逢う夏は二度とない
歌詞：「TSUNAMI」 作詞者：桑田佳祐
この曲は名バラードとして人気を博した一方で、「東日本大震災の津波を思い起こさせる」という意見もあり桑田佳祐さんはライブで「TSUNAMI」を歌うのを封印しています。
ラブソングでありながら災害や復興のイメージも含む「TSUNAMI」。「復興の象徴として歌ってほしい」という声もあるこの曲が、ファンの前で披露される日は訪れるのでしょうか。
グループでもソロでも大活躍！桑田佳祐の曲は愛され続けている！
日本の音楽シーンで長く活動を続けてきた桑田佳祐さんは、バンドとソロの両方においてCDの売上が1000万枚を越えている、唯一のアーティストとして記録に残っています。
昭和から平成にかけて、人々の心に響く曲を作り続けてきた桑田佳祐さん。彼の曲は時代や世代を飛び超えて、令和の時代も歌い継がれてゆくのでしょう。
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