サザンオールスターズのボーカルとして、またソロのシンガーソングライターとして幅広い世代から絶大な人気を誇る桑田佳祐さん。ここでは数ある人気曲の中から、桑田佳祐さんのソロで人気の高い曲や、歌詞が胸に染み入ると言われる曲を厳選してご紹介します。

桑田佳祐の人気曲ランキングTOP11!

※歌詞に関する著作権は、JASRACおよび各レコード会社、アーティストなどに帰属します。

名前:桑田佳祐
生年月日:1956年2月26日(2019年11月現在63歳)
出身地:神奈川県茅ヶ崎市
身長:170㎝
血液型:A型
所属事務所:アミューズ

日本を代表するバンド・サザンオールスターズのボーカルであり、数々のヒット曲を持つシンガーソングライターでもある桑田佳祐さん。40年以上もの長きにわたる活動の中で、さまざまな名曲を産み出してきました。桑田佳祐さんの楽曲をTV番組やCMなどで目にしたことのない人は、いないと言っても過言ではないでしょう。

ここではあまた存在する桑田佳祐さんの楽曲の中から、ソロで発表してきたものを中心に、人気曲の上位11曲をご紹介します。

11位:「可愛いミーナ」

「可愛いミーナ」は2002年にソロ名義で発売されたシングル「東京」のカップリング曲で、山田孝之さんや蒼井優さんが出演したコカ・コーラのCMソングにも使用されました。

この曲は弦楽器が取り入れられたセンチメンタルなメロディーに乗せ、愛しい女性を失った切ない気持ちをしみじみと歌っています。

桑田佳祐さんの曲には「チャコの海岸物語」や「いとしのエリー」のように、特定の相手を思わせる名前が登場しますよね。この曲の題名の「ミーナ」は、イタリアの歌手ミーナ・マッツィーニさんからの引用なんですよ。

10位:「オアシスと果樹園」

「オアシスと果樹園」は2017年に発表されたソロ名義のアルバム「がらくた」の収録曲で、JTBのCM「オアフ島」篇と「ハワイ島」篇にも使われました。

この曲はAメロ→Bメロ→サビへ至る緩急のバランスが心地よいメロディーをバックに、女性への届かない思いを歌う切ない曲です。

桑田佳祐さんは曲作りの際、メロディーを考えてから詞を作るのですが、この曲は先に歌詞を作ってからメロディーをつけるという、いつもと違う作り方がされています。

9位:「100万年の幸せ!!」

「100万年の幸せ!!」は2012年に発表されたソロ名義でのベストアルバム「I LOVE YOU -now & forever-」に収録された曲で、「ちびまる子ちゃん」のテーマ曲として耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか。

MVでは桑田佳祐さんが「ちびまる子ちゃん」の世界のキャラとなり、おなじみの登場人物と一緒に歌う姿がとても印象的です。

さくらももこさんが書いた歌詞には、世界中の平和を願うメッセージを込められています。これからも幅広い年代に歌い継がれてほしい名曲です。

8位:「君への手紙」

「君への手紙」は2016年にソロ名義で発表された17枚目のシングルで、内村光良さん監督の映画「金メダル男」の主題歌にも使われました。

内村光良さんからの「映画のために曲を書いてほしい」というリクエストに応えてできたこの曲は、アコースティックギターの音色から始まるミディアムバラードです。

題名には「手紙」、MVには筆や便箋が登場するのですが、歌詞に「手紙」という言葉は使われていません。桑田佳祐さんがこの曲に込めた思いを、ぜひその耳で確かめてみて下さい。

7位:「月」

「月」は1994年にソロ名義で発表された4枚目のシングルです。この曲の制作時に桑田佳祐さんの母が亡くなり、その時の思いが曲に影響を与えています。

ブルースハープとアコースティックギターが奏でるブルージーな旋律は、秋の夜長にじっくり味わうと、よりいっそう心に染みわたります。

桑田佳祐さんのシリアスでアダルトな1面を、この曲でご堪能下さい。

6位:「悲しい気持ち (JUST A MAN IN LOVE)」

「悲しい気持ち (JUST A MAN IN LOVE)」は1987年に発売された、桑田佳祐さんの記念すべきソロデビューシングルです。

この曲は別れた女性への忘れられない気持ちを綴ったものですが、カラっとした曲調からは切なさや悲しさはあまり感じられません。ここに悲しい時こそあえて笑う、男の哀愁が見られます。

またこの曲のアレンジには、Mr.Childrenのプロデューサーとしてヒットメーカーになる前の、小林武史さんが参加しています。

5位:「若い広場」

「若い広場」は2017年に発表されたソロ名義のアルバム「がらくた」の収録曲で、朝の連続テレビ小説『ひよっこ』の主題歌に使われました。また同年の紅白歌合戦で、桑田佳祐さんがこの曲を歌ったのを見た方もいるのではないでしょうか。

MVで桑田佳祐さんは、昭和レトロな家庭で晩酌を楽しむ中年男を演じています。ステージでの桑田佳祐さんはもちろんカッコいいのですが、このMVのような姿も妙にハマってて味わい深いです。

カラオケでは「Pon pon…」というコーラス部分をみんなで歌うと、より楽しく盛り上がれますよ。

4位:「祭りのあと」

「祭りのあと」は1994年にソロ名義で発表された5枚目のシングルで、ドラマ『静かなるドン』の主題歌に使われました。この曲を最後に桑田佳祐さんはしばらくソロ活動から離れています。

この曲では好きな女性を一途に思いながら、なかなか告白できない弱気な男性の心情が、枯れゆく男の悲哀とともに描かれています。

またこの曲のカップリング曲「すべての歌に懺悔しな!!」は、特定の歌手のことを歌っているのではないか?と一時大きな話題を集めました。

3位:「白い恋人達」

「白い恋人達」は2001年にソロ名義で発表された7枚目のシングルで、累計123万枚を売り上げた桑田佳祐さんソロ名義での最大のヒット曲です。

この曲は発表当初はコカ・コーラのCMに使われましたが、現在は冬を彩る名バラードの1つとして、すっかり定番になりました。

カラオケでこの切ない歌詞とメロディーを情感たっぷりに歌い上げれば、盛り上がること間違いなし。ぜひ練習して、忘年会などでチャレンジしてみて下さい!

2位:「明日晴れるかな」

「明日晴れるかな」は2007年にソロ名義で発表された9枚目のシングルで、山下智久さんとと長澤まさみさんが主演のドラマ「プロポーズ大作戦」の主題歌に使われました。

時に厳しく、時に優しい歌詞とドラマティックなメロディーが、くじけそうな心にそっと寄り添ってくれます。辛いことがあった日こそ、この曲を聞いてみて下さい。

1位:「波乗りジョニー」

ソロ名義では6枚目となるシングル「波乗りジョニー」は、2001年にソロとして7年ぶりに発表された曲です。この曲はもともとサザンオールスターズの曲として発表する予定でしたが、ギターの大森隆志さんが脱退した影響により、ソロで発表することになりました。この曲はソロで初のミリオンセラーとなりました。

この曲はひと夏の恋を歌った、桑田佳祐さんお得意のサマーソング。畳みかけるようにリフレインするサビが、寄せては返す波を思い起こさせます。

ちなみに「波乗りジョニー」というタイトルは、桑田佳祐さんが学生時代に考え付いたものだそうです。