「アイドル時代から演技力や表現力には定評があり、21年公開の初主演映画『サマーフィルムにのって』では複数の映画賞を受賞した伊藤さんですが、最近はそうした実力も業界内で浸透してきているようです。今年は蓮佛美沙子さんと共演する12月公開予定の映画『女優は泣かない』をはじめ2本の映画に3本のドラマ、舞台などに出演していますが、すでに来年の映画やドラマでの主演クラスの話も出ているそうです」
 
 こうした女優としてのスキルに加えて、その人間性も高く評価されているという。

「伊藤さんは仕事に対してはストイックな一方、現場でのスタッフウケも抜群なんです。ある現場ではスタッフ一人ひとりに直筆のメッセージや手描きのイラストを添えて感謝の気持ちを伝えたなんて話も聞きましたが、売れっ子女優とは思えないほど謙虚で気遣いのできるコなんです。一緒に仕事をした共演者やスタッフから彼女の悪い話は聞いたことがないですね。それでいて演技力には素晴らしいものがありますし、今後女優としてさらに露出を増やしていきそうです。AKB48の卒業生を見ても“神7”の前田敦子さんや大島優子さんを差し置いて川栄李奈さんが朝ドラでヒロインの座をゲットするなど女優としてブレークしましたが、伊藤さんにもアイドル時代以上の活躍の可能性を感じます」(前出のドラマ制作スタッフ)

 伊藤の今後の動向に要注目である。