2020年度、新宿区新大久保に新しくオープン予定の「新大久保フードラボ(仮称)」。JR山手線新大久保駅3・4階にできるということで、立地抜群のその新施設はシェアダイニングと、食のコワーキングスペースが連動する“食の交流拠点”となる予定なのだとか。一体どんなスポットなのでしょう?最新情報をJR東日本生活サービス事業PR事務局に伺ってきました。
背景にあるのは、「駅から、街から、未来をつくろう」のビジョン
JR東日本グループでは、経営ビジョン「変革2027」において「都市を快適に」を目標のひとつに掲げ、心の豊かさを起点としたサービスの提供をうたっています。このビジョンを実現するため、東京の中心的な交通網である山手線を活用した、個性的で心豊かな都市生活空間「東京感動線」の創造を目指しています。
「東京感動線」の取り組みでは、山手線沿線で街の個性を引き出し、街や人が有機的につながる、心豊かな都市生活空間づくりを推進しています。その一環として、国際色豊かな街・新宿区百人町にある新大久保駅に、新しい食文化創造のための交流拠点を開設することになったのです。
3階はシェアダイニング、4階はコワーキングスペース
「新大久保フードラボ(仮称)」の運営は、JR東日本のほか、料理本の出版やイベント開催を手がける株式会社オレンジページ(以下、オレンジページ)、ITで料理人の起業や経営を支援している株式会社アスラボ(以下、アスラボ)、グローバルとローカルをつなぐ異文化共生コミュニティ創りに力を入れている株式会社CO&CO(以下、CO&CO)の3社が連携。
JR新大久保駅3階には、「新たな食体験」を提供する「シェアダイニング」、4階には、「食」と「国際性」をテーマにしたコワーキングスペースがオープンする予定です。
それぞれのフロアが連携することも考えられていて、たとえば4階で生まれた新しいレシピを3階で試験的に提供することも検討しているのだとか。
3階では生産者やシェフと触れ合える食事会などユニークなイベントを随時開催
3階のシェアダイニングは「食を通じた新しいライフスタイル」を実感できるエンターテイメントな「場」でもあります。
食べることが好きで、食材や料理人にも興味がある人は、オレンジページが構想中の「食材の生産者やシェフ・料理人と直接会える食事会」に参加してみてもいいかもしれません。
また、フードロスなどの社会課題解決をテーマとしたワークショップをはじめとする、食にまつわるさまざまな講座やイベントも企画中とのことです。