櫻井がMCを務める『1億3000万人のSHOWチャンネル』は来春で終了と報じられているが、後継番組が再び「旧ジャニーズ枠」となる可能性もありそうだ。さらに、来年1月期には櫻井が主演したドラマ『大病院占拠』の続編が放送され、日テレは大々的に宣伝を打つ見込みだ。
一方、フジテレビではKinKi KidsがMCを務める『KinKi Kidsのブンブブーン』と、TOKIOが出演する『トキタビ』が来年3月いっぱいで終了し、いわゆる「嵐枠」である木曜夜7時枠で嵐の相葉雅紀がMCを務めていた『木7◎×部』が枠移動し、関東ローカルのみの放送になると報じられている。ベテラングループの冠番組を容赦なく打ち切り、伝統ある「嵐枠」を消滅させるというのは衝撃的で、業界内では「フジの旧ジャニーズ切りが始まった」とささやかれている。
フジでは、来年1月1日放送の『ドリフに大挑戦スペシャル』に元SMAPの香取慎吾が出演したり、来年4月期に山下智久が主演するドラマ『ブルーモーメント』を放送することが決定したりと、旧ジャニーズと距離をとる一方で“辞めジャニ”の起用を増やしていく方針がうかがえる。旧ジャニーズとベッタリの関係を続ける日テレとは対照的だ。
旧ジャニーズとの蜜月関係を継続する日本テレビと距離をとり始めたフジテレビ、どちらの選択が視聴者に支持されるのか今後も見守っていきたい。