「野蒜」を扱った歌
現代でも野蒜は春の山菜としてよく食べられていますが、「野蒜」が古代から親しまれていた根拠として「古事記」や「万葉集」に野蒜を扱った歌があることが挙げられます。
いざ子ども 野蒜摘みに 蒜摘みに (後略)
— 応神天皇、『古事記』
応神天皇は4世紀頃に在位していたと言われる第15代天皇です。野蒜は薬味にしたり酢みそであえたりと身近な食品だったようで、歌の前半で野蒜を摘みに行こうと呼びかけています。皇位についていらっしゃる方が本当に野蒜を摘みに行くことができたのかはわかりませんが、親しまれている山菜だったことはわかりますね。
野蒜を見かけることがあったら、その歴史を思い出しつつ読み方も思い出してみてくださいね。
さて、難読漢字3問、いかがでしたか?
今回はなじみのある漢字と、そうでない漢字の組み合わせで問題を出してみました。
全問正解できた方も、今回はあまり正解できなかった方も、また難読漢字にチャレンジしてみてくださいね。
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