いよいよ週末に迫った漫才頂上決戦『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)。クリスマスイブの夜、今年もっとも面白い漫才師が決まることになる。昨年のウエストランドに続き、その栄冠を手にするのはいったいどのコンビなのだろうか。
24日の決勝に向けて、今年の『M-1』の歩みを振り返ってみたい。
■6月27日 開催記者会見
『M-1』の幕開けとなる開催記者会見。麒麟・川島明とABCアナウンサー・斎藤真美が司会を務め、昨年王者のウエストランドがゲストに迎えられた。井口浩之は「ネタがネタだけに、会う人みんな気まずい」と語り、河本太は「井口1人の稼働が増えてきた」というエピソードを披露している。
井口による『M-1』振り返りトークの鉄板フレーズ「M-1王者史上初、ネタに定評がないんですよ」は、まだ常用されていない。河本は特に変わっていない。
また、この日登壇した出場者のオズワルド、キュウ、ダイヤモンド、ヨネダ2000、ロングコートダディ、ななまがり、ビスケットブラザーズ、ママタルト、シンクロニシティはいずれもファイナリスト9組に残れず。今の『M-1』がどれだけ激戦かを物語っている。
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