「最近はあんまりしゃべってないですねえ。(楽屋でも)1人でいることが多かったので、川西くんが」
これに同調して武智が明かしたエピソードが強烈だった。
「出番前とかも、1人でずっと練習してたやん。あんな黙々と練習してたら声かけづらいな」
和牛といえば、出番直前まで2人で綿密なネタ合わせをしていたことで有名だった。どんな舞台でも出囃子が鳴る直前まで話し合う2人の姿に、芸人仲間たちが「ネタができてないのか?」と心配するものの、いざ出番が始まれば完璧な漫才を披露する。アキナ・山名文和はその姿を指して「あんな漫才師は見たことがない」と、先日のラジオで回顧していた。
その和牛の川西が、舞台裏で1人でネタの練習をしていたというのだ。あの陽気で軽快なツッコミを薄暗い場所で1人繰り返す川西。武智も田中も、その姿を見たというのだ。川西の言う、舞台を突き詰める、漫才を突き詰めるって、そういうことだったのか? 誰もいない右側に右手を差し出して「もう、ええわぁ~」とか言っていたというのか?
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