3. 氷見 魚市場食堂
冬に富山旅行をするなら、外せないのが氷見漁港に揚がる「ひみ寒ぶり」!氷見漁港の2階にある魚市場食堂は、氷見の釣屋魚問屋が手がける食堂ということもあり、例年11月~1月頃になると朝獲れの寒ぶりが味わえる、穴場のご当地グルメスポットとなっています。
漁のシーズンには、寒ぶりの分厚い切り身をこれでもか!というほど盛った丼が大人気。このほか、脂がとろけるような口当たりのしゃぶしゃぶなど、ひみ寒ぶりの美味しさが際立つブリ料理をいただけますよ。
4. 雨晴海岸
氷見漁港から車で10分ほどの場所にある、白い砂浜と松林が続く富山を代表する景勝地。海越しに立山連峰を望むことができる珍しいスポットで、四季折々で美しく雄大な姿を見せてくれます。
1年を通して観光スポットとして人気がありますが、10月末から2月末頃までの早朝(日の出前~日の出後)には、水面から湯気のように霧が立ちあがる「気嵐(けあらし)」が発生することでも有名です。海水と大気の温度差で発生し、日の出前後の時間帯にごくまれに見ることができる自然現象なので、冬に富山旅行する際はぜひ早起きしてトライしてみては。
5. チューリップ四季彩館(富山)
春の花であるチューリップを一年中楽しめる、世界唯一の施設。とくに冬には珍しい光景を楽しめるため、おすすめの観光スポットです。高さ3.7mの曲げガラスで作った壁に、500本のチューリップの切り花を展示する「チューリップパレス」では、360度ぐるっとチューリップに包まれる不思議な体験ができます。
また「パレットガーデン」では、万華鏡のようにチューリップが四方に広がります。施設内には、花と緑のなかで、チューリップソフトなどをいただけるカフェや、可愛いチューリップグッズが揃うショップも併設しています。
6. 新湊きっときと市場
全国でも珍しい昼セリが行われる「新湊漁港」で揚がった、新鮮な海の幸を提供する海鮮市場。特に、富山湾の味覚の女王・紅ズワイガニは9~12月が旬の時期で、そのほかにも寒ブリ、ノドグロ、カワハギなど、多くの旬の魚介が豊富に並びます。
また市場の隣の漁港で行われる昼セリは、予約をすればいつでも見学できます。午後12時30分から行われるので、早起きが苦手な人でも大丈夫。冬には、水揚げされたばかりのきときと(富山の方言で〝新鮮〟の意味)のカニが床いっぱいに置かれてセリが始まります。威勢のいいセリの声や、セリ人と買い手との真剣なやりとりも見もの!
新湊きっときと市場では、販売している海鮮をその場でお刺身にしてもらっていただくこともできるほか、浜焼きコーナーや海鮮丼の販売などもあり、富山の冬の海鮮グルメを満喫できますよ。