最終回では、越山高校野球部がついに決勝進出を決めるも、甲子園出場に高額費用がかかることが発覚。校長の丹羽(小泉孝太郎)が地元の有力者たちを集め、みんなで頭を悩ませる中、部員たちは監督・南雲(鈴木)の家で決勝への決意を固めるのだった――。

 ネット上では、「主演が鈴木亮平さんでよかった! 南雲監督の言葉が心に突き刺りまくりだった」「最終回、本当の試合を観戦しているような錯覚に陥りました。上質なスポ根ドラマだった」と賛辞が続出。

 一方、“スポ根もの”という共通点から、2019年7月期に同枠で放送された大泉洋主演『ノーサイド・ゲーム』と比べる視聴者も多く、「『ノーサイド・ゲーム』にの最終回と比べると、いまいち感動しきれなかった」と不満の声も散見される。

「最終回も通常通り1時間放送だった『下剋上球児』ですが、視聴者からは『最終回が駆け足で残念だった』『最後のほうは、時間が足りていない印象だった』という意見も目立ちます。前期の同枠『VIVANT』が、最終回など数話を“25分拡大スペシャル”として放送していたこともあり、『なぜ今回は1時間なのか?』とブーイングも起きているようです」(テレビ誌記者)