「今作で関西圏において、前作の埼玉県人と同じような扱いを受けているのが滋賀県人で同県出身の堀田真由、野性爆弾・くっきー!、高橋メアリージュンらが出演している。そのため、滋賀県内の映画館の1日の公開回数マックスは23回。それに対し、前作の興行収入37.6億円のうち10億円を稼ぎ出した埼玉県内の劇場の1日の公開館数マックスは20回。関西地方の公開劇場が増えたことから、公開初日の時点の公開館数は前作の318館から373館に増えた」(映画業界関係者)
当然、前作以上のヒットが期待されたものの、公開3週目の時点での興収は前作が15億3444万4100円だったのに対して、興収14億7700万円。前作にやや及ばない数字なのだが……。
「そろそろ勢いが落ちてしまっているので、前作超えは難しいという見方もあったが、前作超えは確実視されている。ただ前作を見た人は、だいたいパターンがわかってしまっており、最大の見どころは、前作は埼玉vs千葉のバトル。今作は滋賀連合vs関西連合のバトルで、両軍が出身の有名人の横断幕やバルーンなどを掲げ、敵軍を威圧する。前作は埼玉がTHE ALFEEの高見沢俊彦、反町隆史、竹野内豊、千葉がX JAPANのYOSHIKI、桐谷美玲、真木よう子、市原悦子ら豪華な面々。それに対して、今作は両軍が人数を増すに連れて微妙な面々。さらに、埼玉パートが少ないので、埼玉県内の動員は前作ほど伸びないかもしれない」(映画担当記者)
【こちらの記事も読まれています】