そんななか、ネット上では漫画ファンからあの作品に三下り半を突きつけるコメントが散見できるという。

「同じく2013年から『ヤンマガ』誌上で連載されていた木多康昭による漫画『喧嘩稼業』です。こちらは『最強の格闘技は何か!?』をテーマに“我こそが最強”と名乗りを上げた16人の格闘家によるトーナメントが大盛り上がりとなっていたものの、2019年から不定期連載になると、2020年2月から長期休載が続いています。さまざまな格闘技が扱われる『サツドウ』は『喧嘩稼業』と似ている部分もあり、実際に作中では『最強の格闘技は何か?』との台詞も飛び出し、確信犯的にイジっていました。ネット上では『もうサツドウあるから戻ってこなくていいよ』といった声も上がっています」(サブカルライター)

『喧嘩稼業』が連載再開されない理由としては、「アシスタントが逃げた」「編集者とのトラブル」「単なる遅筆」など諸説が飛び交っているが、現在まで「ヤンマガ」の目次では休載扱いとなっており、“打ち切り”というわけではなさそう。

「気になるのは、2015年7月に編集部から出た休載のお詫び文。ここでは『作者・木多康昭氏が作画作業中に足を骨折したため一時的に原稿作業ができない状態になってしまいました』とあったこと。見出しでは “木多先生”となっていたものの、原稿内では “木多氏”との表記で、リスペクトを感じさせるものではなかった」