賃貸のメリット

『DRESSY』より引用
(画像=写真AC,『DRESSY』より引用)

01:初期費用が安い

賃貸物件一番のメリットは、初期費用が安いといったことが挙げられます。特に今は敷金や礼金が掛からないような物件もありますので、このような物件を選べば初期費用50万円以下で新居を用意できることも◎

また夫婦のいずれかが元々一人暮らしをしていた場合、一旦はその部屋に一緒に住むような形を取れば、新しく物件を用意する必要がないので、実質0円で新居を用意することができます。

02:立地にこだわることができる

一般的に都心部や子育てに人気のエリア、駅チカなど、人気が高い物件を購入しようと思うと軽く予算オーバーしてしまうことも多々あります。またいざ家を建てようと思っても、そもそも「土地が売りに出ていない」だなんてことも。

一方で賃貸物件であれば、これら人気のエリアであっても探せば予算内に収まる物件に出会えることもあります。

03:住み替えもスムーズ

賃貸物件の場合、入居の申し込みをしてから早ければ一週間以内に入居することも可能です。例えば、パートナーの転勤などで急いで新居を探している方にとって「スピーディーに入居できる」というのはかなり大きなポイントになるでしょう。

また、以下のようなトラブルが発生した際も賃貸物件であればスムーズに住み替えができるので安心です◎


●隣人の生活音が気になる
●思っていたよりも駅から遠く、通勤不便
●なんとなく自分には合わないエリア

実際に筆者も物件の立地や間取りが気に入り契約した賃貸も実際に住んでみると思ったより駅が遠かったり、近隣のスーパーが全て20時には閉店してしまうので共働き世帯には厳しかったりなど、「思っていた生活とは違う」というギャップがありました。

しかし、幸い賃貸だったので更新のタイミングで退去し、今は別の賃貸に住んでいます。思い切って購入してしまうと安易に住み替えができなくなるので、「住み替えもスムーズ」は思っている以上にメリットだなと感じました◎

賃貸のデメリット

『DRESSY』より引用
(画像=写真AC,『DRESSY』より引用)

01:部屋のアレンジは基本禁止

賃貸物件の場合、退去時に「現状回復義務」が生じるため、原則部屋のアレンジは禁止。

もちろん、物件が傷付かない程度のアレンジはできますが、大掛かりなリフォームは基本難しいと思っておいた方が良いでしょう◎

02:資産性は無し

毎月賃料払う賃貸物件ですが、あくまで借り物であることに変わりはありません。物件が自分たちのものになることはないので、資産性は皆無です。

払っている賃料によっては「購入時のローン支払額と変わらなかった」だなんてことも。資産性を重要視するカップルは、賃貸よりも購入の方がおすすめです◎

03:面白味に欠けるデザイン

一般的に賃貸物件の場合はコストを抑えるために間取りも設備も量産的。オリジナリティに欠けるデザインなので、人によっては面白みを感じないかもしれません。

また、基本的に分譲賃貸やデザイン性に選れた賃貸物件は家賃20万円以上と、賃料も割高になる傾向があります。デザイン性に優れ、なおかつ良心的な賃料となると賃貸物件ではやや難しいかもしれません。

購入のメリット

『DRESSY』より引用
(画像=写真AC,『DRESSY』より引用)

01:資産性が高い

住宅購入のメリットはなんと言っても資産性の高さ。頭金や購入した住宅の金額によっては、賃貸物件の家賃とさほど変わらない金額の住宅ローンを月々支払うだけで「住宅」という価値ある資産を手に入れることができます◎

また住宅を購入した場合、ローンの支払いを終えてしまうと、あとの住居費はほとんど掛からない形になるので、老後の住まいに関しても大きく心配する必要はないでしょう。

02:高品質

賃貸物件に比べ、設備や建材のグレードが高いというのも住宅購入ならではのメリット。実際に筆者も実家(分譲マンション)から賃貸物件に引っ越しした際に一番気になったのが壁の薄さ!実家だと気にならなかったような物音も賃貸だと壁が薄いため非常に気になりました。

この経験からも品質面を重視するのであれば、思い切ってマイホームを購入することをおすすめします。

03:アレンジの幅が広い

賃貸物件と住宅購入の一番の違いと言えば、アレンジ幅の広さ!おふたり好みのお家にアレンジしていく時間すらも楽しい時間になること間違いなしです◎

また近年じわじわと人気を集めている注文住宅であれば、いちから自分好みの家を建てることもできます。

住宅購入のデメリット

『DRESSY』より引用
(画像=写真AC,『DRESSY』より引用)

01:初期費用が高額・ローンには上限がある

住宅購入一番のハードルと言えば、初期費用が高額であることやローンには上限があることなどが挙げられます。例えば、いざ「住宅ローンを組みたい」と思っても先に車のローンやショッピングローンがある場合は、これらローンを返済してからでないと、ローンを組めないあるいは、ローンの上限額が下がるなどといったことがあります。

またローンの上限は年収額によって変動するため、ご自身の年収、そして購入したい住宅の金額によっては「ローン審査が通らない」だなんてことも。この場合、住宅ローンで借りれない金額を補うために、現金で頭金を用意する必要があるため、初期費用が高額になりがちです。

02:住み替えが難しい

住宅購入のデメリットと言えば、住み替えが難しいといったことも挙げられます。賃貸とは異なり、すでにローンを組んで購入してしまっているため、住み替えようと思うと取得した住宅を売りに出す必要があります。

この場合、ローン残高よりも高い値段で売れないと、一部ローンの返済が残ることに。仮に次に別の住宅を購入した場合、一時的に二重でローンを支払うことになるので、金銭的な負担が大きくなります。

03:住宅ローンに縛られる

万が一住宅ローン返済期間中に収入が減った場合や病気などで収入が途絶えた場合もローンの支払いは待ってくれません。即ち一度ローンで住宅を購入した以上、自分の身に何があっても住宅ローンを支払い続けなければいけないといった縛りが出てきます。

実際に筆者の周りにも、事情があり住宅ローンを払えなくなり泣く泣く自宅を手放した方もいらっしゃいました。住宅を購入する場合は、先20年、30年と無理なく支払えるローン設定にすることも大切です◎

賃貸派カップルの意見

『DRESSY』より引用
(画像=写真AC,『DRESSY』より引用)

●夫婦共に転勤がある仕事なので、家を買うのはリスク。いつでも住み替えができるようにあえて賃貸を選んでいます。

●私の会社は自分が世帯主になると、家賃補助が出ます。この補助額が大きいため、今は無理に住宅を購入するのでは無く、賃貸を選んでいます。

●住宅購入は子どもが産まれてから学区も含めて考えたい!夫婦ふたりの間は立地重視で仕事に通いやすい場所に住みたい。

筆者の周りでは、仕事や会社からの補助の兼ね合いで、新居にあえて賃貸を選ぶカップルが目立ちました◎