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ダウンタウンの芸人寿命を延ばした『水ダウ』(C)サイゾーウーマン

 視聴率、評判共に絶好調の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)。テレビ関係者によると、同番組の特徴は、「悪意のある企画と良企画の振り幅が大きいこと」だという。

「基本的に“悪意”のある企画でブラックな笑いを誘うことが多く、炎上する機会も少なくない番組ですが、時折、善意のかたまりのような企画や真面目な企画、また微笑ましい企画を発信する。これにより、視聴者からの必要以上のバッシングをうまく回避しているのがわかります」(芸能ライター)

 それでは「良企画」にはどのようなものが挙げられるのだろうか。

「NPO法人放送批評懇談会が、優秀な番組・個人・団体を顕彰する『ギャラクシー賞』を受賞した企画がそれに当たります。2015年7月に放送された『徳川慶喜を生で見た事がある人 まだギリこの世にいる説』、17年6月放送の『先生のモノマネ プロがやったら死ぬほど子供にウケる説』は、特に対外的に評価されることが多い。近年では、長年不仲だった漫才コンビのおぼん・こぼんの仲を取り持つ企画も同賞を受賞しており、業界内外で“出色の人間ドキュメント”と絶賛されました」(同)