コミュニケーションツールとしてとても便利なLINEですが、既読スルーの問題など、イロイロなデメリットもありますね。最近ではLINEを放置する未読スルーなんてデメリットもあるようです。今回は未読スルーをしてしまう、LINEを放置する心理についてまとめてみました。
LINEの放置◎既読スルーから未読スルーへ
コミュニケーションツールであるLINEは、プライベートだけでなくビジネスの場面でも使っているという人は多いのではないでしょうか。
LINEの最大の特徴は、相手がメッセージをみたら「既読」がつくという機能ですよね。相手が自分のメッセージを読んでくれたという安心感があっていいという人と、既読がついていないとイライラするからこの機能をなくして欲しいという人と、議論で別れる機能でもあります。
そんなLINEには、既読スルーという言葉が生まれました。LINEのメッセージを見たのに返信が返ってこないことを言います。LINEの既読スルーも物議をかもしだしていますが、最近ではLINEすら開かない未読スルーや未読放置という現象が増えています。
LINEのメッセージがきたらすぐに読む、という習慣がなくなってきているようです。好きな人から早く返信が欲しい人にとってはヤキモキします。
今回はそんな未読スルーをしてしまう、LINEを放置してしまう人の心理についてまとめていきたいと思います。
LINEの放置◎「既読」機能について
LINEを放置する人の心理の前に、LINEの既読機能について考えてみましょう。
最初に書いたように、LINEの既読機能はあったほうが良いという人と無い方が良いという人で意見が分かれる機能です。
既読機能が無い方がいいという人の意見は、既読をつけてしまうと、メッセージを必ず返さなくてはいけないという重圧がかかるからという意見であり、既読機能あった方がいいという人の意見は、メッセージを見てくれたかどうかわかるからという意見が多いようです。ビジネスのシーンで使う場合は、メッセージを読んでくれたかどうかわかる既読機能はとても便利ですよね。
そもそもLINEの既読機能は、会話をするようなコミュニケーションツールでありたいからだと言われています。LINEからすると、既読機能は相槌と同じなのですね。
LINEにスタンプが多いのも、気軽に相槌や返信ができてコミュニケーションを取りやすくするためです。
既読機能で最も大切だと考えられているのが、相手の安否確認ができるということです。
災害時などで、携帯やスマホの充電ができるかどうかわからないところでは、充電をたくさん使ってしまうかもしれない電話よりは、ちらっと確認ができるLINEは便利なのだそうです。
「大丈夫?」というメッセージに既読がついただけでも、相手がとりあえず携帯やスマホがみられる状態であることを相手に伝えることができます。
災害の時にLINEを使う場合は、「大丈夫だったら既読にして。返信は必要ないからね」というメッセージを送ると良いようです。
そんな理由からか、LINEは今後も既読機能を無くす予定はないとしています。
LINEを放置する心理◎LINE・スマホを見る時間がない
それではLINEを放置してしまう人の心理についてまとめていきましょう。
LINEを放置する人の一番の心理は、忙しくてLINEやスマホを見る時間がないということです。男性でも女性でも仕事で忙しいときには、LINEどころか全てのSNSが見れなくなる人もいますよね。明日までに仕上げなくてはいけない仕事がある、というときにはLINEにメッセージがくるとイラっとしてしまうこともあるでしょう。
受験勉強などで、勉強に集中したい人は「未読スルー中」や「LINE放置中」というトップ画面にしている人もいるそうです。LINEを送ってきた人や、LINEを送ろうとした人に、自分がLINEがみれない状態だと伝えている良い方法ですね。
女性の場合にはお風呂やコスメ中で長い時間LINEがみれない状態であることもあります。寝る時間が早い人や、たまたま早く寝てしまった日にLINEが送られてしまうと、LINEをみるのが遅くなるということもあるようです。
LINEを放置する心理◎LINEをしない時間を作っている
LINEを放置してしまう心理には、LINE疲れである場合もあります。少し前から問題になっている、SNSに疲れてしまっている人のことです。
LINEにメッセージが送られてきたから、すぐに返信をしなくてはと思っていると、用もないのに何度もLINEを開いてしまったり、LINEにメッセージが到着する音に異様に敏感になったり、メッセージが届いていないのにメッセージが届く音の幻聴が聞こえることもあるそうです。
そんなLINE疲れを解消するために、LINEをしない時間をつくっている人も増えてきています。LINEをしないと決めている時間には、LINEの着信音やバイブ機能もオフにしてあえてLINEを見ないようにしているのです。
LINE疲れの心理のために、LINEをしない時間をつくっている人の気持ちを理解してあげることはとても大切ですね。
LINEを放置する心理◎恋の駆け引きをしている
LINEを放置する心理には、恋愛感情が絡んでいることもあります。恋の駆け引きをしているから、LINEを放置しているという場合もあるようです。
LINEのメッセージを送ってきた相手が好きな人である場合、LINEをすぐに開かずに待っているということもあるようです。好きな人との恋の駆け引きをしている場合は、未読スルーではなく、既読スルーにする人もいますよね。
未読スルーをする場合は、メッセージを送ってきた相手のことがとても好きな人の場合も多いようです。好きな人からのメッセージをみたら、すぐに好きな人へメッセージを返信したくなってしまいますよね。それでは駆け引きにならないので、あえて好きな人からのLINEはすぐに開かない、という心理の人もいるようです。
LINEを送った相手から24時間以内に返信がくるようであれば、もしかしたら好きな人だと思われているのかもしれませんよ。
LINEを放置する心理◎誰にも返信したくない
LINEを放置しているのは、誰にも返信をしたくないという心理からかもしれません。ひとりに返信をしてしまうと、メッセージを送ってきた全ての人の返信をしなくてはいけないから面倒だと考える人もいるのです。
特にグループLINEの場合に、誰にも返信したくないからという心理のために返信しないということもあるようです。
スマホなどでは通知機能があるので、だいたいどういう内容のメッセージかがわかる場合もありますよね。また専用のアプリをダウンロードしてあれば、LINEに既読をつけずにメッセージを読むこともできるそうです。
その機能を利用すれば、あえてLINEをひらく必要がない、という心理の人もいるようです。