「外甥」、今ではあまり使われない!?

「外甥」と言うからには「内甥」という言葉もあるのかというと、こちらは使われないようです。普通に「甥」と言うようですね。

元々は家族が同じ戸籍に入っていたことから、戸籍「内」と戸籍「外」で区別されていたのですが、現在は結婚すると別の戸籍になるため、戸籍という意味では全員「外甥」になってしまいます。今は慣用的に使われていますが、「外」「内」という言い方は少しずつ使われなくなる傾向にあります。

見かけることはあまり無いかもしれませんが「外甥」の読み方と意味を是非覚えておいてくださいね。

難読漢字、3問目は「椋」!

「椋」の読み方をご存じですか?

「椋」という字は部首が「木へん」のため、木を意味する言葉のようです。

いったい何と読むのでしょうか?

「椋」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「○く」の2文字
  2. 訓読みです
  3. 「椋鳥」という名前の鳥がいます

以上の3つのヒントから考えてみてください。

「椋」の読み方、正解は・・・


正解は

「むく」

です!

「椋」は「ムクノキ」という、主に東アジアに分布するアサ科ムクノキ属の落葉高木のことをさしています。本来は「ちしゃ」と呼ばれる木を意味する言葉だったとも言われますが、この「ちしゃ」が何をさしているのかが諸説あるため、現代ではムクノキのことをさしていると思って問題ありません。

「椋」を「むく」と読むのは日本独自の訓(国訓)なので、中国など他の漢字を使っている国で使う場合、意味が異なることを注意してください。

「椋鳥」との関係

ムクノキが「椋」と呼ばれるようになった理由は「椋鳥(ムクドリ)」が実を好むから、という説があるそうです。

しかし「ムクドリ」の由来を見ると「椋の実を好んで食べるため」という説があります。いったいどちらが本当なのかと思ってしまいますが、どちらも諸説があるようなので、実際のところよくわかっていない、ということのようです。

諸説ばかりの「椋」ですが、読み方を是非覚えておいてくださいね。
さて、難読漢字3問、いかがでしたか?
今回は意味はわかるけど読みづらい言葉や、変わった由来のある言葉を選んでみました。

全問正解できた方も、今回はあまり正解できなかった方も、また難読漢字にチャレンジしてみてくださいね。

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