知っておきたい福島弁①あっぺした

『DRESSY』より引用
(画像=PAKUTASO公式サイト,『DRESSY』より引用)

最初にご紹介するのはこちら。語尾にも注目してみてくださいね。

福島弁:あっぺした
標準語:あるでしょ、あるじゃん
使用例:「ほれ、リモコンならそこにあっぺした」

何かの在処を知らせるときに使う方言です。これは他県の方にはなかなか伝わりにくそうですね。

何か探し物をしている人に向けて使ってみてくださいね♡

「だべ」「だっぺ」+「〜した」で「だべした」「だっぺした」のような語尾になることもあります。

知っておきたい福島弁②さすけね

相手を気遣うときに使用する素敵な方言です。

おばあちゃんやおじいちゃんから掛けられて安心した経験がある方もいるのではないですか?

福島弁:さすけね
標準語:気にしないで、大丈夫
使用例:「あれだけ努力したんだから、さすけね〜」

相手に対して大丈夫だよ、心配ないよ、という気持ちを伝えるときに使用する方言です。

「差し支えない」という言葉が訛ってこの形になったようです。

相手を安心させたいときに使えばより、気持ちが伝わるかもしれませんね。

知っておきたい福島弁③いっぺたっぽ

『DRESSY』より引用
(画像=PAKUTASO公式サイト,『DRESSY』より引用)

促音を連発し、幼さを感じさせる響きが可愛いこちらの方言。

福島弁:いっぺたっぽ
標準語:たっぷり、いっぱい
使用例:「お酒がグラスにいっぺたっぽだね。」

グラスを横から見たときに水がたっぷりと注がれて、表面張力でギリギリこぼれずに保たれている様子を表しているようです。

「いっぺたっぽ」という音の表現からも、その様子が伝わってきます。 「いっぱい」「たっぷり」が訛ることでこのような方言に変身したのでしょうか?そんな予測ができますね。