「花嫁の手紙」は、結婚式において定番の演出のひとつ。しかし、いざ書こうとすると、何をどんな風に書けば良いのか悩んでしまう花嫁さんも多いもの。この記事では、花嫁の手紙の書き方を解説します。基本の構成に沿ってポイントを押さえながら書くことで、誰でもまとまりのある文章をかけるようになりますよ。
みなさまこんにちは!
ライターのワタナベサツキです。
結婚式において、定番の演出のひとつである「花嫁の手紙」。
披露宴のクライマックスとして、招待したゲストの前で両親への感謝を伝えます。
しかし、いざ書こうとすると、何をどんな風に書けば良いのか悩んでしまう花嫁さんも多いもの‥♡
基本の構成に沿ってポイントを押さえながら書くことで、誰でもまとまりのある文章をかけるようになります。
今回は、花嫁の手紙の書き方を解説します!
花嫁の手紙について悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
花嫁の手紙①基本構成
まずは、花嫁の手紙の基本構成をチェックしましょう!
花嫁の手紙は、基本的に以下のような構成になっています。
- ①前置き
②書き出し
③エピソード
④決意表明
⑤結び
花嫁の手紙は一気に書くのではなく、この基本構成に当てはめてひとつずつ書いていくのがおすすめです。
では、基本構成についてひとつずつ詳しく見ていきましょう*
前置き
前置きでは、ゲストへの挨拶の言葉を述べるようにします。
コロナ禍においては、この状況下で出席してくれたゲストへの感謝は欠かせません!
新郎は謝辞などで感謝を述べる機会があるのですが、新婦の口から感謝を述べる機会は少ないため、マイクを持ったタイミングでしっかりとゲストへの挨拶を述べましょう**
- 〈例文〉
本日はご多用のところ、私たちの披露宴にお越しくださいまして、誠にありがとうございました。
また、新型コロナウィルスがまん延している大変な状況の中、皆様とお会いできたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
私ごとではございますが、この場をお借りしまして、両親へ手紙を読ませて頂くことをお許しください。
書き出し
書き出しとは、花嫁の手紙の導入にあたります。
手紙を贈る相手に語りかけるように書き出すと、聞いているゲストも親しみやすい文章になるでしょう**
- 〈例文〉
お父さん、お母さん、今日まで○年間本当にありがとうございました。
今日という幸せな日を迎えられたのも、今まで育ててくれたお父さんお母さんのおかげです。
今日までの○年間を振り返ると、数え切れないほどたくさんの思い出があります。
エピソード
花嫁の手紙は、小さい頃の思い出や特に感謝していることなど、両親との具体的なエピソードを盛り込みながら書いていきます!
このエピソードの部分は、1人1人違う文章になるところ。
エピソードを書くのが難しい場合には、幼少期から学生時代、現在までを時系列で振り返るように書くと、スムーズに書けますよ♡
- 〈例文〉
昔から仕事一筋で、尊敬しているお父さん。
幼稚園のとき、たまに迎えに来てくれることがとてもうれしかったことを今でも覚えています。
中学生になると、私にも反抗期がやってきました。
何年間も素直になれなくて、ごめんなさい。
結婚挨拶をしたときの、少し寂しそうだけど嬉しそうなお父さんの表情は、今でも目に焼き付いています。
お父さん、ありがとう。私はお父さんのことが大好きです。
決意表明
エピソードに絡めて両親への感謝を述べた後は、未来に向けて決意を表明します!
これからどんな家族を作っていきたいのかを表明して、両親を安心させましょう*
- 〈例文〉
○○さんは、とても頼りがいがあり尊敬できる方です。
これから、どんなことがあっても2人で乗り越え、幸せな家庭を築いていきます。
私たちも、お父さんとお母さんのようなどんな時も支え合う愛にあふれた夫婦を目指していきます。
結び
最後に、これまでの流れを断ち切らないように気を付けながら、結びの言葉を述べます。
両親への感謝はもちろん、義両親への感謝とゲストへの感謝も述べられると良い結びになるでしょう♡
- 〈例文〉
お父さん、お母さん、これまでたくさんの愛情をそそいでくれてありがとう。
これからもどうぞよろしくお願いします。
○○さんのお父様、お母様、至らない点もあるかと思いますが、これから精一杯がんばっていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。今日の日を無事に迎えられたのも、皆さまのおかげです。本当にありがとうございました。これからも、私たちふたりをどうぞ温かく見守ってくださると嬉しいです。