フレディの死後も続くメアリーとの絆
フレディは破局後もメアリーへの愛や支援を惜しみませんでした。それは彼の死後も変わらず、メアリーにはフレディが残した多くの贈り物が残されています。
フレディは生前から自分の遺産をメアリーに渡すと名言しており、メアリーとの絆と愛の深さを物語っていました。
フレディ・マーキュリーの遺言
フレディ・マーキュリーは生前から自分が死んだらメアリー・オースティンに財産の大半を譲ると明言していました。
婚約までしたのに、バイセクシャルになり破局になってしまったメアリーに対して、本来妻であれば受け取れる法的遺産を譲渡すると誓いました。さらにフレディの死後の印税50パーセントの受取人もメアリーとなっています。
メアリー・オースティンへの財産の相続
自分の遺産の半分をメアリーに譲ると言ったフレディの言葉通り、メアリーには多額の遺産が渡されました。
報道された内容によると、残された遺産は日本円で90億円とも言われており、半分を受け取るとされたメアリー・オースティンには約45億円もの遺産が相続されたと報道されています。
他にも印税の半分もメアリーが受取人にされたいるので、2021年の時点での純資産額は132億円になる予想です。
メアリーに託された遺骨の散骨
ザンジバル島生まれのフレディ。両親は共にインド出身で熱心なゾロアスター教徒のパールシーでした。フレディ自身もゾロアスター教で、本名のファルク・バルサラと出生はロックなイメージにそぐわないとして多くは語りませんでした。
ゾロアスター教では死体は道端に放置し、ハゲワシに喰わせる鳥葬が主流で、「沈黙の塔」と呼ばれるタワー型のタクマを建て、その上部からハゲワシが自由に侵入できるようし遺体を食べさせ直射日光で乾燥させる形式で葬儀が行われます。
遺体を自然にさらして鳥に食べさせることを違法とする国が多い事からヨーロッパのゾロアスター教徒は火葬が主流になっており、フレディも火葬されました。
遺灰は埋めずに自然に撒く、という方が多く、フレディの遺灰はも撒かれましたが、その役を務めたのがメアリーでした。メアリーは生前にフレディと約束していた場所に蒔いたとのことですが、詳細は詳しく語られていません。
メアリー・オースティンの現在
現在メアリー・オースティンはフレディ・マーキュリーが遺したロンドンにある豪邸で子供達と平穏に暮らしている様です。
フレディが亡くなった当初はインタビューを受けるなど多忙に過ごしていた様ですが、今は平穏が訪れています。