『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』が断トツ! 2位はトム・クルーズの人気作
1位は、日本のゲーム『スーパーマリオ』シリーズを原作とした『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(4月28日公開)で、公開3日間の興行収入は18億4300万円。今年公開された日本映画で最も初動の勢いがあったのは『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』(4月14日公開)の31億4600万円で、それには及ばなかったものの、洋画としてはダントツであった。
日本の漫画やゲームを海外で映画化した際、残念な出来になることも少なくない中、任天堂とイルミネーションの合作とあって、期待していたゲームファンも多かった様子。マリオを宮野真守、ルイージを畠中祐、ピーチ姫を志田有彩が担当している日本語吹き替え版も概ね好評なようだ。
2位は、トム・クルーズ主演『ミッション:インポッシブル』シリーズの第7作目にあたる『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』(7月21日公開)で10億6500万円。全人類にとって脅威となる兵器が悪の手に渡るのを阻止するため、「2つの鍵」をめぐる戦いに挑むイーサン(トム)とIMFチームの姿が描かれる。
同作は2部作の前編にあたり、後編は当初24年6月28日公開とアナウンスされていた。しかし、全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)のストライキの影響で25年5月23日まで延期することが発表されたため、ネット上では「前編の内容忘れそう」と不安視する人も……。
3位は、『ワイルド・スピード』シリーズの10作目にあたる『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』(5月19日公開)で9億9200万円。制作費は3億4000万ドルと報じられており、「史上8番目に制作費が高額な映画」としてランク付けされているとか。
今回は、家族や仲間と平和に暮らす主人公・ドミニクに、シリーズ史上最も凶悪なヴィラン・ダンテが襲いかかるストーリー。ちなみに、5月に行われた公開記念イベントには、なかやまきんに君とみちょぱ・大倉士門夫妻が登壇していた。