01年の第1回開催まで島田紳助とともにその実現に奔走した元吉本興行社員・谷良一にもロングインタビューを敢行。困難を極めた放送局の選定やスポンサー集め、第1回に起こった「おぎやはぎ客票9点事件」の裏側や、『M-1』が国民的行事に成長していく過程など、現場からしか語れない秘蔵エピソードが盛りだくさんで語られている。
さらに今年、初の準決勝進出を果たしたフースーヤは「ギャグ漫才をやる責任」を激白。2代目王者のますだおかだ・増田英彦はW.W.W.D世界タッグチャンピオンの井上京子と「トップ会談」を行い、漫才とプロレスのケミストリーを生む。
そのほか、充実のコラムに加えて、連載「女芸人という生き方」にはキンタローも登場。『M-1』ファンならずとも、すべてのエンターテインメントを愛する人々に刺さるであろう1冊となっている。
「お笑いファン」
誌名:『お笑いファンvol.3』
発行:鹿砦社
価格:定価880円(本体800円)
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