年末の漫才頂上決戦『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)が、今年も近づいてきた。これまで、数々のドラマを描いてきた『M-1』を徹底的に語り尽くし、過去と未来をつなぐ架け橋となる雑誌が、29日、発売された。

「お笑いファン」(鹿砦社)のvol.3は「いまこそ語れ!『M-1グランプリ』特集号」。巻頭には2019年『M-1』で史上最高得点による優勝を果たしたミルクボーイのロングインタビューが掲載され、さらに昨年ラストイヤーを終えた立場から、ランジャタイが『M-1』を語り尽くす。

 さらには、05年にファイナル進出、昨年にはファイナリスト初の1回戦敗退を経験した馬鹿よ貴方はの新道辰巳が、今年、ラストイヤーにかける切実な思いを激白。残念ながら3回戦敗退に終わったが、15年の漫才人生を振り返った文章には胸を熱くさせられるはずだ。

「お笑いファン」は『M-1』の歴史にも目を向ける。