露天風呂から紅葉が眺められる「定山渓温泉」や、一面黄金色の花ススキ畑が広がる「岩湧山」、マリンアクティビティを満喫できる「水納島」など、10月の国内旅行におすすめの穴場旅行先をご紹介します。
1.【北海道】定山渓温泉
札幌の奥座敷と呼ばれる定山渓温泉の歴史は古く、江戸時代末期に修行僧であった美泉定山(みいずみじょうざん)が湯治場として開湯したのがはじまりと言われています。
札幌市街から片道40分というアクセスの良さや、日帰りでも楽しめるアクティビティが充実しており、年間を通して渓谷美が楽しめる穴場の観光スポットとしても親しまれています。
なかでも紅葉は特筆すべき美しさ!例年の見頃は10月上旬~中旬で、山間にあるためほとんどの旅館から紅葉を望むことができます。露天風呂に浸かりながら見る紅葉はまた格別ですよ。
2.【青森】蔦の七沼
蔦の七沼とは青森県十和田市に位置する、「蔦野鳥の森」のなかにある神秘の沼。蔦沼、鏡沼、月沼、長沼、菅沼、ひょうたん沼、赤沼の7つの沼からなり、とくに朝焼けの美しさで知られる蔦沼がよく知られています。
一年を通じて楽しめますが、10月中旬~11月上旬の紅葉シーズンはとくにおすすめなので、10月の旅行先にもぴったり!早朝、日の出の頃に訪れると、普段は黄金色をしているブナ林の紅葉が朝日で真っ赤に染まり、その様子が鏡のように水面に映し出されます。燃えるような紅葉が楽しめる、限られた一時だけの絶景です。
赤沼を除く6つの沼は「沼めぐりの小道」と呼ばれる自然研究路が整備されており、トレッキングにも最適です。
3.【大阪】岩湧山
河内長野市にある標高897.1mの山。登山初心者におすすめの山で、いくつかのハイキングコースがあります。特におすすめの季節が秋。10月中旬〜11月下旬にかけて、山頂には一面黄金色の花ススキ畑が広がります。秋の風になびく花ススキの景色は、登山したからこそ出会える穴場の絶景です。
山の中腹(標高500m)には「四季彩館」があり、ハイカーの休憩スポットとして人気。売店や自動販売機はありませんが、お弁当を食べるのにも適しており、またこちらで情報収集ができます。