結婚が決まったら、両家ご家族とのお付き合いが始まります。親族紹介は新郎新婦のみならず、両家の絆も深める大切な儀式です。そのため、一般的には結婚式が始まる前に“親族紹介”を行います。今回は、その親族紹介について詳しく見ていきたいと思います*参考にしてみてください☆

プレ花嫁のみなさま、こんにちは!

神奈川県のご当地ライターのゆいまるです♡*

結婚が決まったら、両家ご家族とのお付き合いが始まります。

そのため、一般的には結婚式が始まる前に “親族紹介”を行います。

今回は、その親族紹介について詳しく見ていきたいと思います*

親族紹介とは?

『DRESSY』より引用
(画像=photo AC,『DRESSY』より引用)

親族紹介とは、結婚式当日に新郎家と新婦家の両家が、一堂に会して親族を紹介しあうことを言います。

両家の親御様は、顔合わせのお食事会で お互いのことを認識できていますが、それ以外の家族や親戚は、相手のことを全く知らない状態です。

挙式披露宴中に「あの人は誰…?」とならないように、お互いの親族同士であらかじめ自己紹介をしておきます。

所要時間は人数にもよりますが、大体20分くらいで済まします。

親族紹介の場所として多く使われるのは親族控室ですが、チャペルや神前式を行う神殿などを利用するケースもあります。

挙式の前に行うのが一般的ですが、会場や式の進行プログラムの都合で、挙式と披露宴の合間に行われることもあります*

式の手順や会場の作りによっては、場所やタイミングが異なる場合もありますので、事前にあらかじめ確認しておき、いつ、どこで親族紹介をするか決めておくと良いと思います◎

親族には招待状の中に親族紹介の時間と場所を記した付箋や短冊を同封します。

文章には句読点を付けないのがマナーとなっていますので、注意してください。

親族紹介はだれが取り仕切る?

『DRESSY』より引用
(画像=photo AC,『DRESSY』より引用)

一般的な親族紹介のやり方として覚えておきたいのは、「代表者形式」もしくは「自己紹介形式」とされるスタイルです。

<代表者形式>

両家の代表者として、お互いの父親が 自分側の親族を紹介するのが一般的です。

新郎新婦の父親が代表者となるのが一般的ですが、母親や長兄、叔父などが代表者となっても問題ありません。

代表者形式は、比較的スムーズに進行しやすいのがメリット。

新郎や新婦の父など代表者が、父の○○、母の△△、祖父、祖母、叔父、叔母…というようにそれぞれの続柄や名前を伝えます。

代表者だけが話すことになるため、高齢の親族がいる場合にも負担を減らしながらテンポよく紹介できるのが魅力です。

一方で、普段接点の少ない親族も続柄や名前を正確に伝える必要があることから、間違えがないよう事前に確認し、メモなどにまとめていく必要があります◎

<自己紹介形式>

一人ひとりが自分で新郎または新婦の 続柄と名前を紹介するスタイルです。

こちらの形式であれば代表者が事前に準備する必要がなくなり、仮に当日まで親族紹介のことを忘れていたとしてもその場でさっと紹介へ移ることができるでしょう。

一方でどうしても代表者形式に比べ時間がかかりやすく、時間が押しているときには困ってしまうかもしれません。

親族の中には自己紹介形式を嫌がる方や、お身体の具合で挨拶が難しい方もいるかもしれませんので十分な配慮が必要です。

親がうまく進める自信がない場合は、会場スタッフに頼む方法も。

その場合は、前もって出席者のフルネームと新郎新婦との間柄を記したメモを渡し、座り順と照らし合わせて間違いのないよう進行してもらいましょう。