健康や美容のために早寝早起きの習慣を身に着けたい!と思っている反面、その習慣を身につけるのが難しい…というのが本音ではないでしょうか。 そこで今回は元夜型だった筆者が早起きにシフトした経験も踏まえながら早寝早起きの習慣を身につけるための3つのアクションをご紹介します。
1. 漠然と早起きしようと思わない。早起きする目的をつくる
「よし!明日から早く起きるぞ」そう意気込んだものの眠気に勝てず結局いつもの時間に起床してしまう…という経験はありませんか?そんな方にお聞きしたいのは、早起きする目的は何か?ということです。目的がないまま、早起きをしようと思っても「別に早く起きる理由がないから起きなくてもいいや」と挫折しやすくなります。きっと、早起きが成功した時というのは約束があったり、仕事に早く行かなきゃいけないからというようにきちんと目的があったのではないでしょうか。
漠然と早起きをしよう!と意気込むのではなく、そもそもなぜ早寝早起きの習慣を身に着けようと思ったのか?まずは、ここを明確にしてみてください。
筆者の場合ですと、資格取得のために出勤前に勉強をしようと思ったことが早起きができるようになったきっかけでした。それまでは0時越えは当たり前で2時就寝と夜型でしたが、きちんと起きる目的を作ったことで夜型生活から朝型生活にシフトすることができました。
せっかく早起きするのですから、今までやりたかったことやこれからの時間のために1日のスタートを有意義に使いましょう。
2. 早起きと早寝はセット!寝る時間を固定する
早起きの習慣を身に着けようとすると陥ちやすいのが「明日は〇時に起きるぞ!」と起きる時間だけを決めてしまうことです。早起きをしたいと思うならば、就寝時間もセットで考えなければなりません。寝る時間を今まで通り0時すぎにしたまま起きる時間のみを早くすると睡眠時間が足りず心身ともに負担になってしまいます。睡眠時間が足りないと体がエネルギー不足になるため疲れがとれない、冷え、気持ちの落ち込みなど様々な不調を引き起こしやすくなり、健康のために早起きをしているのに本末転倒になってしまいます。
薬膳のベースの考えになっている中医学(中国伝統医学)の考えでは睡眠時間は8時間は必要と考えています(疲れやすい方は9時間)ので起きる時間から逆算して寝る時間と起きる時間を設定しましょう。
筆者も起床時間のみを早くし、寝る時間は従来通りにしたところ体調を崩してしまった経験があります。睡眠時間を削るという考えではなく、早く寝るために無駄な時間はないか?など今の生活を見直して必要な睡眠時間はしっかり確保するようなスケジューリングをしましょう。