大みそかに放送されるNHK『紅白歌合戦』の出場者が13日に発表され、旧ジャニーズ勢が44年ぶりの出場ゼロとなった代わりに韓国系アーティストが台頭。“ジャニーズ切り”によって「K-POP頼み」となった状況が話題になっている。
例年、旧ジャニーズ(現SMILE-UP.)勢は白組の5~6枠を占め、『紅白』はジャニーズ頼みとなっていたが、今年は故ジャニー喜多川氏による性加害問題の影響で一転。「被害者への補償や再発防止への取り組みが着実に実施されていることを確認されるまで、当面、新規の出演依頼は行わない」という同局の方針に従い、出場ゼロとなった。NHKは「全体方針に沿って、新規の出演依頼が問題ないと判断した際にはその時点に適切に判断していく」と緊急出場に含みを持たせたが、時期的に旧ジャニーズ勢が追加出場者として後日発表される可能性は極めて低いとみられる。
旧ジャニーズが消えたことで白組の出場枠がぽっかり空いたことになり、その影響で今年の白組は初出場が増加。MAN WITH A MISSION、Mrs.GREEN APPLE、10-FEETといった人気バンドに加え、アニメ『呪術廻戦』のテーマ曲のヒットなどで知られるキタニタツヤ、メンバー全員がイラストのキャラとして活動する男性グループ「すとぷり」、歌手としては初の『紅白』となる大泉洋といった面々が初出場を決めた。さらに、あからさまに「ジャニーズの代わり」という印象だと指摘されているのが、韓国のボーイズグループである「SEVENTEEN」と「Stray Kids」の初出場だ。
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