踊る大捜査線シリーズ(1997年、1998年、2012年)
その名を知らない人はほとんどいないであろう、名作中の名作「踊る大捜査戦シリーズ」。深津絵里さんは、湾岸署刑事課盗犯係の紅一点・恩田すみれ役。竹を割ったような男勝りな性格で、織田裕二さん演じる青島俊作を支えるよきパートナーを演じました。
シリーズが進むにつれて深まる、青島とすみれの間の信頼感は、男女バディとしては超理想的!笑いあり涙ありの新感覚刑事モノとして大人気を博した本作品、スペシャルや映画も数多く制作されています。
透明人間DEAD ZONE IN ZEUS(1996年)
主演を演じる香取慎吾さんが透明人間となり、人間の悪を制裁するという斬新かつ痛快なストーリー。深津絵里さんは、香取慎吾さん演じる長谷川半蔵とコンビを組み、共に活躍する笹森飛鳥役。目的には一直線に向かう、実直で素直な女性を快活に演じました。
ナニワ金融道パート1(1996年)
主演を中居正広さんで、消費者金融にまつわる裏社会の人間模様を個性的なキャストでコミカルに描いた、「ナニワ金融道」。大阪を舞台に、金にまつわる人間の意地汚さがリアルに描かれ、人気を呼びました。
各話ごとにヒロインが異なる本作品、深津絵里さんが演じたのはパート1のヒロイン・高橋正子役。父親の借金の連帯保証人となり、借金地獄、挙句の果てには自己破産をしてしまうという難しい役柄でした。
ベストフレンド(1995年)
深津絵里さんと松雪泰子さんの初共演作品である、本作品。恋人に二股をかけられていた女性・野川由子役を演じた、深津絵里さん。同じく二股の被害者で松雪泰子さん演じる、青山楓とひょんなことから友情が芽生えていく異色のストーリーです。VHS化、DVD化も今現在されていません。
最高の片思い(1995年)
深津絵里さんが演じたのは、本木雅弘さん演じる主人公・青木公介に片想いする加藤くるみ役。なんと恋の始まりは通勤電車という、いささか一途すぎる恋心!しかし、真っ白なゲレンデで繰り広げられる恋模様は、タイトル通りの「最高の片想い」。
可憐で透明感溢れる深津絵里さんの魅力が存分に発揮されていました。福山雅治さんによる主題歌「HELLO」も大ヒットしました。
若者のすべて(1994年)
萩原聖人さんと木村拓哉さんのダブル主演が当時話題を呼んだ、「若者のすべて」。それぞれに複雑な事情を抱えた、等身大の22歳の若者たちの交錯を描いた本作品は、若者を中心に大ブームとなりました。
深津絵里さんが演じたのは、明るい性格で女優を目指す水沼亮子役。主役の萩原聖人さんとの、兄妹のような掛け合いが好評でした。その他キャストには、鈴木杏樹さん、武田真司さん、大沢たかおさんといった今も活躍する俳優だらけ。
極めつけに主題歌はMr.Childrenの「Tommrow never knows」。衝撃のラストは、当時の視聴者の誰もが思わず息を呑んだことでしょう。
誰よりも君のこと(1994年)
脚本家・野沢尚による、現代版「シンデレラ・ストーリー」と銘打たれていた本作品。後藤久美子さん演じる、日々の仕事に追われるOLの大学時代の先輩・小島恭子を演じた、深津絵里さん。契約結婚を控えた男性と一つ屋根の下で同棲するも、中々結婚を切り出せないという役柄でした。
この愛に生きて(1994年)
平凡な主婦が、夫の浮気を通して、女としての自分自身を取り戻す、本作品。不倫から始まる恋というありふれた話かと思いきや、果ては子供の誘拐、殺人事件にまでをも発展する衝撃のラブストーリーでした。
主演は安田成美さんで、その夫役には豊川悦司さん。深津絵里さんはキャバクラ嬢の土岐小織役という、これまた衝撃ずくめのドラマでした。
大人のキス(1993年)
男女の人生の第二章を描いた、本作品。深津絵里さんは、柴田恭平さん演じる平凡なサラリーマン・丹羽修一を翻弄する女性を演じました。当時20歳のまだまだ初々しい深津絵里さんの小悪魔的な魅力が発揮されています。
悪魔のKISS(1993年)
都会を夢見て上京した女性たちへの厳しすぎる現実を過激な描写で描いた本作品。深津絵里さん、奥山佳恵さん、常盤貴子さんという当時の若手女優トリプル主演も大きな話題となりました。深津絵里さんが演じたのは、新興宗教にハマってしまう朝倉幸子役。
他にも借金地獄、性地獄といったきらびやかな都会の裏に潜む危険を、あまりにもリアリティに描かれたことで、DVD化は見送られています。
結婚式(1993年)
1993年の5月7日にフジテレビにて単発放送された本作品。10歳の歳の差夫婦の結婚式で起こったとある騒動を描いています。深津絵里さんは、青木役として出演していました。
地球をダメにする50のかんたんな方法(1992年)
環境問題に過敏になりすぎてしまった夫婦をコメディタッチで描いた本作品。主演で夫役を務めたのは、竹中直人さん。妻役は南果歩さんでした。深津絵里さんは南果歩さんの妹・栗林礼子役。
二十歳の約束(1992年)
稲垣吾郎さんと牧瀬里穂さんによるダブル主演の本作品。「ヒューヒューだよ!」、「カキーン!」という名台詞が有名です。深津絵里さんは、稲垣吾郎さん演じる赤木純平の遊び仲間で、素行に問題ありの澤井茜役。
今でこそ、落ち着いた大人の女性のイメージが強い深津絵里さん、二十歳前後は勝気で小悪魔的な少女役を数多くこなしていました。
夏の夜の留守番(1992年)
1週間4話完結で制作されたショートドラマ。退屈をもてあました女性が男性を装い、宿泊したホテルで呼んだ風俗嬢との奇妙な交錯を描いた作品です。
愛という名のもとに(1992年)
主演に鈴木保奈美さん、共演に唐沢寿明さん、江口洋介さんといった豪華キャストの本作品。大学時代ーのボート部の仲間たちの卒業後の揺れ動く人生を、当時の世相と絡めて等身大に描かれた本作品。
当時18歳の深津絵里さんは、江口洋介さん演じる神野時男が経営するダイヤルQ2会社の東大生アルバイト役。メガネ姿がなんとも新鮮です!
空白の絵本(1991年)
広島に原爆が投下された8月6日に放送された、本作品。主演は樹木希林さん。原爆で亡くなったがために、死亡届が出されていない幽霊戸籍を取り扱ったストーリーでした。
ハイスクール大脱走(1991年)
当時横行していた管理教育をテーマに、荒廃した学園で起こる騒ぎをコミカルに描いた本作品。深津絵里さんは主演の栗山めぐみ役。なんと、深津絵里さんは共演の中上雅巳さんと挿入歌「NIGHT-CLUBBING」も担当。その上、曲調はラップ調という今ではなんとも想像のつかない作品でしょう。
パラダイスにっぽん(1990年)
深津絵里さんの、初主演作である「パラダイスにっぽん」。不法就労者のパキスタン人との奇妙な交流をハートフルに描いた、当時の社会問題も浮かび上がってくる作品です。
予備校ブギ(1990年)
予備校に集まる、さまざまな事情を抱えながらも自身の夢に奮闘する人間模様を描いた作品。主演に緒方直人さん、共演には織田裕二さん、的場浩二さんといったトレンディな俳優が勢ぞろいしていました。
深津絵里さんが演じたのは、織田裕二さん演じる橘薫につきまとうフリーター・島岡真弓役。「踊る大捜査線」の青島とすみれが予備校生とフリーターとして共演していたとは、驚きでしょう!
おすすめのドラマランキング
ここまで、深津絵里さんの歴代ドラマ出演作を総ざらいしてきました!年齢を重ねるごとに、さまざまな等身大の女性像を演じてきた、深津絵里さん。日本の女優としては、確実に唯一無二の存在でしょう。
ここからは、深津絵里さんが演じてきた数ある人気作品から、おすすめドラマランキングを発表です!
①木村拓哉共演「CHANGE」
まずは、木村拓哉さん主演の「CHANGE」。総理大臣と秘書という未だかつてない新鮮なバディが話題となった本作品。かつて共演歴が何度もある木村拓哉さんと深津絵里さんだからこそ、画面を通して伝わる演技を超えたリアルな信頼感も魅力的でした。
回を重ねるごとに深まっていく劇中の二人の仲に、このコンビが好きになっていった視聴者は数多くいたことでしょう。結末は、あなたの目で実際にお確かめください!最高視聴率27.4%を記録した、名作です。
②妻夫木聡共演「スローダンス」
続いては、妻夫木聡さん演じる芹沢と、深津絵里さん演じる衣咲のピュアカップルが人気の「スローダンス」!人気の理由は、恋愛に対して不器用な二人の、切なくすれ違う恋。毎話ごとに、もどかしさを覚えた方も多いのでは?
その他主要キャストには、広末涼子さん、藤木直人さんといった文句なしの美男美女揃いであることも魅力的!現在の月9では珍しくなってしまった男女の王道ラブストーリーです!
③堤真一共演「 恋ノチカラ」
深津絵里さんのフェミニンな魅力で同性からの支持が特に高い、「恋ノチカラ」。恋でも仕事でも、何かと悩みがちな30代女性のリアルが描かれたストーリーには、多くの女性が共感したことでしょう。
深津絵里さん演じる籐子の、仕事は明るく真面目に頑張る反面、自宅では赤ワインを煽るというギャップも印象的でした。徐々に発展していく、堤真一さん演じる貫井とのドキドキの恋には、1週間も待てない!という視聴者が続出。
主題歌は小田和正が担当!
籐子と貫井の恋を盛り上げたのは、なんといっても小田和正さんによる主題歌「キラキラ」!「キラキラ」というタイトル通りに、イントロから感じさせる恋の予感は思わずさすが!と唸ってしまうほど。
「ラブストーリーは突然に」と同様に、小田和正さんの手にかかればどんな恋物語もよりドラマチックに大変身することを証明した一曲です。
深津絵里の現在!
近年、テレビドラマでの活躍は一時期に比べて落ち着いたように思われる、深津絵里さん。ここからは、気になる現在の活動をご紹介しましょう。
映画を中心に活躍!
深津絵里さんは、2011年の「ステキな隠し撮り」を最後に、テレビドラマからは遠ざかっています。しかし、活動が衰えたわけではありません!近年は、活躍の中心を映画に移されています。
2017年には映画「サバイバルファミリー」に出演しました。大停電で機能しなくなった大都会・東京を抜け出し、鹿児島に移住する家族のサバイバルを描いた本作品。深津絵里さんは魚も捌けない、天然なお母さん役を演じました。
2015年にはカンヌ映画祭にも出品され、海外で人気を博した「岸辺の旅」に出演。主演を務めた深津絵里さんは、共演の浅野忠信さんと夫婦役を好演しました。
CMにも出演中!
印象的なCMにも数多く出演している、深津絵里さん。まずは、長年CMキャラクターを務めている敷島製パン・「Pasco(パスコ)」。出張パン屋さんとして、キッチンカーで各地を巡る様子が楽しいCMです。深津絵里さんの作ってくれた美味しそうなパン、一度は食べてみたいと思うことでしょう!
続いては、リリーフランキーさんと夫婦役を務める、大和ハウスのCMです。ショートムービーのようなCMは、時に感動も誘います。なんといっても、二人の間に流れる長年連れ添った夫婦のような空気が素敵です。
深津絵里の演技から目が離せない!
デビューから30年経っても、純粋で可憐な魅力を失わない、永遠の少女のような深津絵里さん!むしろ、歳を重ねるごとに美しくなっていく様子は、女優としても一人の女性としても魅力的です。
深津絵里さんは、今回ご紹介したドラマや映画で演技の幅の広さを印象付けてきました。日本を代表する女優の一人として、これからもとどまる事を知らない美しさと魅力を、私たちに魅せ続けてくれることでしょう。
提供・Lovely(感度の高いオトナ女性に恋愛や美容から占いまで幅広くリアルな視点でお届け)
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