お金が減る原因(その2)見落としがちなあのお金

ランチ代・飲み会代

普段よりちょっと奮発して、たとえば1,500円のランチを「友達と久しぶりに会ったから」「仕事をがんばったから」と、気軽に許してしまっていませんか?

飲み会についても「付き合いも仕事のうち」「人脈作りになるかも」などの理由で、声をかけられたらすぐに参加していませんか?一度参加すれば、それだけで4,000円~5,000円程度はお金を使っているはず。そして、その飲み会が仕事に活きているか、人脈作りになったかといえば、結果はいまひとつということもあるでしょう。

ごほうびランチも、仕事の付き合いの飲み会も、決して悪いことではありません。むしろうまく活用すれば、仕事のモチベーションを保ったり、新しい仕事を引き寄せたりする効果があるでしょう。

そこで、これらの出費をすべてなくすということでなく、使った金額を確認してそれだけの効果があったかどうかを振り返ってみましょう。そして、自分なりに金額や回数の目安を決め、お金を使うタイミングを精査することがポイントです。

積読(つんどく)本

買ったけど読まずに積まれている、いわゆる積読(つんどく)本。以前買った積読本を一度も開かないまま、新しい本を買い、それがまた積読本の仲間入りをする。こんなループは意識の高い学生や社会人の「あるある」です。

さまざまなことに興味関心を持ち、知識を得ようとすることは悪いことではありません。ただし、本は買ったあとに、読む“時間”が必要となります。それを自分に活かすには本の内容を読み解くなどさらに時間がかかるでしょう。

お金も時間も有限であることを忘れずに、積読本が増えないよう読むべき本を厳選してみてはいかがでしょうか。

貯蓄体質になるために!自分に問いかけたい2つのこと

「本当に必要か?」を考える

お金を使うときは、一度立ち止まってそれが「本当に必要か?」と自分に問いかけましょう。

サブスクを契約する前、飲み会に参加する前、カフェに入ってほっと一息つく前、それにお金を払う価値があるかを考えることが大切です。

そのうえで必要だと思うなら、それは浪費ではないはず。「無駄かもしれない」「後悔しそう」と感じるなら、もっと有意義なことにお金を使うよう心がけましょう。

「代替できないか?」を考える

モノを買うときは「代替できないか?」という視点を持つことも大切です。調理器具にしろ、デジタルガジェットにしろ、今は便利そうなものが世の中にあふれています。しかし、目新しさにひかれて購入すると、結局使わなかったり、置き場所に困ったりすることも。

購入前に「今あるもので代替できないか?」を考えるようにしましょう。

お金が減る原因を探って、自分の行動を見直そう

「知らない間にお金が減っている」と感じるようなら、支出を見直せばきっと原因が見つかるはずです。原因を探るときは大きな金額にばかりフォーカスせず、意外と見落としがちな「1,000円~4,000円程度の出費」に注目してみましょう。原因がわかれば、あとは自分の行動を見直すだけです。

提供・UpU

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