ダイエットに取り組み始めると、「あれもこれも食べたいけれど、カロリーが高すぎる」「1日に制限しているカロリー総数を超えたくない」など、とにかく食べ物のカロリーばかり気にしていませんか? でも、ヘルシーに痩せるためにはもっと大切なことがあるのです。そこで今回は、ヘルシーに痩せるが叶う【ダイエットのキーワード】を紹介します。

運動を習慣にする

ダイエット中に運動をすると余計にお腹がすいて、結果食べ過ぎてしまうから「ダイエット中は運動しない」という人もいるかもしれません。でも、長い目で見て痩せ体質になることを目標とするならば、やはり運動と筋トレは習慣化しましょう。食事を我慢するだけで減少したところで、その我慢を一生続けないかぎりリバウンドする可能性が高いからです。

また、運動する際も「〇分走ったら〇〇kcal消費!」などと考え図、自分が1日にできる無理のない運動を継続していくことに意識を向けることが大事。例えば、1駅分余計に歩く、仕事の休憩時間に15分だけ歩く、エスカレーターではなく階段を使う、歯磨きのときに足踏み運動をするなど、とにかく体を動かすことから始めてみましょう。

まずは「体を動かしてしないと気持ち悪い」という感覚が持てたらダイエット成功の道が開けてきます。

タンパク質を積極的に摂る

運動を習慣化することと合わせて意識していきたいのが、日々の食事の中で良質なタンパク質を積極的に摂取することです。

タンパク質は炭水化物(糖質)や脂質などと同様に体のエネルギーとなる大切な栄養素。筋肉、臓器、髪の毛、皮膚などの材料となったりもします。これだけでもタンパク質が体にとって必要不可欠な栄養素であることがわかりますが、ダイエット中に積極的にタンパク質を取るべきと言われる理由がまさにこれで、筋肉の材料となるからです。

食べ過ぎると余ったカロリーを体が体脂肪として蓄えます。そこで体脂肪を落とすためにダイエットをするとこの体脂肪として蓄えられていたエネルギーを体が消費するので痩せるというのがそもそものダイエットからくり。

ところが、蓄えられていた脂肪を使い切ってしまうと、筋肉中のタンパク質を分解してエネルギーとして使い始めるので、筋肉量が落ちてしまうのです。筋肉が減ると基礎代謝も消費カロリーも落ちて、結果的に痩せにくい体になってしまうため、ダイエットを意識しつつもタンパク質をしっかりと摂取していくことが、結果的にダイエット成功につながります。

無理しすぎない食事管理を前提に、「運動の習慣化」と「良質なタンパク質の積極的な摂取」がヘルシーに痩せるためのキーワードということ。目先の食品のカロリー表示や体重計の数字に一喜一憂するのではなく、長い目で自分の体と向き合ってダイエット成功につなげていきましょうね。<text:kanacasper(カナキャスパ)>

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