元気のない彼氏をどう励ましたらいいか、悩む女性も多いでしょう。元気のない時にしてほしいことは、実は男女で違います。同性の感覚で励ますと逆効果となり、ケンカになってしまうことも。彼氏が元気ない時にかけてほしい言葉やしてほしいことをまとめました。
元気がない時の彼氏の心理を理解しよう!
彼氏に元気がない…。彼女としてここは励ましてあげたいところです。
が、自分がしてほしい形で元気づけようとすると逆効果の場合が。彼氏を励まそうとして逆に機嫌が悪くなったという経験をしたことがある方もいるのでは?
では、彼氏が元気をなくしていたらどんなアクションを取ったらいいのでしょうか。おすすめの言葉から逆効果になる例、そして原因が彼女にあるケースまで見ていきます。
元気がない時にしてほしいことには男女で違いが!
元気がない時にしてほしいことは、実は男女で違いがあります。女性同士だったら愚痴など喋っているうちに元気になれた、ということも多いでしょう。気分転換にお出かけや買い物に行く女性もいますよね。
一方で男性は、元気がない時は一人で考え事をしてしまいがち。気分転換に出かけるという発想がない人も多いです。
どちらが良い悪いではありませんが、抱え込んでいるうちに重大なストレスにつながることもあるので、身近にいる人が発散を促せるとベストですね。
男性はなかなか人に言えない
男性は自分より弱い立場の人を守ったり、リーダーとして引っ張っていく役割を担うことが多いもの。そのため、同性にも異性にも情けない姿を見せたくないという心理が働きがちです。悩みがあっても、なかなか人には言えません。
ちょっとしたことなら「仕方ない」と我慢してしまう人も多く、それが積み重なってストレスとなり、元気のなさとして表れます。
人にはわかってもらえないと思っている
女性なら、女友達に愚痴をこぼして「うん、わかるわ~」「私だってそうだったよ」と共感してもらって元気を得る場面も多いでしょう。
ですが男性は、「話しても人にはわかってもらえない」と思う傾向があります。
他人に悩みを明かしたところで「それくらい」とか「しっかりしろよ」と言われてしまうのが怖い、というのも原因の一つでしょう。
また、仕事の悩みを話して「頼りない」と信頼されなくなったら困る、という理由もあります。
彼女のアドバイスは求めてない
彼女としては、やはり彼氏の元気がない時はアドバイスもしたくなるでしょう。どうにか前向きに進んでほしいため、思いついた案をあれこれ言いたくなるものです。
ですが、彼氏は彼女のアドバイスは求めておらず、うるさく感じることも。
これは決して彼女を見下しているという意味ではなく、専門家ではない素人の意見を聞いても仕方ないと思っているから。なので、職種や生活スタイルの違う同性の友達に悩みを明かすことも稀です。
でも、声はかけてほしい
では放っておいてほしいのかというと、そういうわけでもありません。
やはり精神的にしんどい時には、彼女に声をかけてほしい男性が多いです。彼女の一言に救われたという意見もあるので、タイミングを選んで言葉をかけたいものですね。
元気のない時に彼氏がかけてほしい言葉を言おう!
では彼氏の元気がない時、どんな言葉が喜ばれるのでしょうか。
彼女だからこそ伝えられるフレーズも含め、彼氏を元気づけるのに効果的な言葉をチェックしましょう。
「頑張ってるね」
今まさに頑張っている彼に「頑張れ」は追い打ちをかけるようなもの。「よく頑張ってるね」と現状を認め、褒めてあげましょう。
彼の話を聞いてすごいなと思ったことは正直に伝えたり、「そこまでよく頑張ったね」「それは○○君にしかできないことだったと思うよ」とできたことを認めるフレーズもいい励ましになりますよ!
「○○君にならできる!」
今まさに困難な仕事に直面している彼氏や、新しいプロジェクトなどで緊張している彼氏にぴったりなのがこのセリフ。
「何を根拠にそんなことを」とちらりと思ったとしても、彼女のニッコリ笑顔とともに言われたら元気100倍に!
自分にはアドバイスできない分野の話だ、と思った場合にも変にコメントするより効果的。上述の「頑張ってるね」との合わせ技も有効です。
「私は○○君の味方だよ」
仕事のトラブルや人間関係がうまくいかないとき、男性も孤独感を味わうことが多くあります。
彼女としてはどんな状況にあっても最後まで彼の味方でいたいもの。その気持ちを素直に「私は味方だからね」と伝えましょう。
「愚痴でも何でも、私に言ってね」
愚痴や弱音を吐くのは他人に甘えているみたいでできないと考えている男性は多いです。特に彼女の前では頼れる男でありたいので、変に力んでしまってかえって元気がないことも。
でも、「何でも私に言ってね」と受け止める姿勢で彼女がいたら、彼氏はホッとできますよ。実際に話してくれるかどうかは別ですが、彼女を頼もしく感じて精神的なハードルが下がります。
元気がない彼氏に送る、いたわりのLINE・電話アイディア
元気のない彼氏を電話やLINEで励ます場合もありますよね。
顔が見えない分、どのような点に気をつけたらいいのでしょうか。ポイントを押さえれば電話やLINEでも十分に彼氏をいたわることができますよ!
心配していることを伝える
まずは、心配しているということを率直に伝えましょう。腫れ物に触れるみたいに回りくどいと「こんな大変なのに何の用事だろう?」とかえって困らせてしまう結果に。「最近、元気なさそうに見える」と感じたままを伝えても構いません。
あまりくどくど話すと相手のプレッシャーに。「ちょっと心配になっただけ」と淡々と言うだけでも構いません。それだけでも彼女の温かい気持ちは徐々に伝わるはずです。
彼に負担をかけない工夫を
ことさらに「がんばれ」とは言わず、「ムリしないでね」といった言い方に変えるなど、彼に精神的負担をかけない工夫も必要です。
また、本当に元気がない時はLINEしても返信がなかったり、電話口で黙ってしまうこともあるでしょう。その場合は返事を催促しないこと。ちょっと回復すれば余裕が出てくるはず。それまで気長に待ちましょう。
「つらかったら話聞くよ」と受け止めるスタンスで
彼氏が元気のない理由を話してくれないとしても、為す術がないわけではありません。上述のように彼女にかっこ悪いところを見せたくなくて黙っていることも多いです。でも、彼女が受け止めてくれるスタンスでいたら安心はします。
「つらかったら話聞くよ」「私でよければ話してね」といった言葉も有効。電話口の場合は問い詰めるような口調にならないように注意。穏やかにゆっくりと語りかけてください。
気分転換になる提案を
どこかへ遊びに行くなど、気分転換になる提案をしてみるのも手。散歩やスポーツ、釣りなど、彼の普段の行動範囲や趣味に合わせて無理のないように提案してください。気分転換をして視界が変わり、実際に元気になれる男性も少なくないです。
外に出たがらない彼氏だったら、家でゲームをしたり、彼女が何か作ってあげたりなども気分転換になりますね。彼氏の嫌がらない範囲で、気分を変えられそうなことを考えてみてください。
笑えるネタを提供
無理やり言葉で励ますと逆効果のこともあるので、その場合はLINEで笑えるネタを提供するのも一つの手。「これでも見てみて」と爆笑ネタサイトのURLを送ったり、笑える画像をスタンプがわりに送るのもいいですね。
ウケなかったとしても「今は元気がないだけ」と受け止め、落ち込まないように。彼氏も元気が回復してくれば、「笑わせようとしてたんだな」と彼女の励ましに微笑んでくれるはずですよ。