コロナウイルスをはじめ、世界中で大変なことが起きている今。悩みを相談することも相談されることも増えているのではないでしょうか。そこで、ネガティブな気持ちが増幅しないように選びたいのが相談相手。気持ちを解きほぐすような相談相手と、心を優しくほぐす入浴をお守りに、この不安を乗り切っていきましょう。
今年はコロナウイルスをはじめ大変なことがたくさん起きているせいで悩みが増え、相談することも相談されることも増えました。精神的に落ち込んでダークサイドに堕ちてしまう前に、家族や友達、周りの人に頼ることはとても大切。今年はそうしないと生きるのがキツイ年だから。
相談するのと相談されるのをどちらも経験して思ったことは、相談された側は対応に気をつけなければいけないということ。私が相談する側になったとき、「この人に相談しなければ良かった……」と正直思ってしまったくらい、悩みを解決するどころかさらにネガティブな気持ちが増幅してしまったことがあるので、私が相談を受けるときは以下のことに気をつけています。
相手の悩みを否定しない。
例えば、恋愛で彼氏と喧嘩した、価値観が合わないなどの理由で悩んでいる人がいるとき、「そんな彼氏とは別れなよ」「見込みがないよ」と言うのはタブーだと思っています。確かに客観的に見たら別れた方がいいのかもしれないけど、悩んでいる本人は付き合い続けるための策を探しているわけで「別れた方がいい」という言葉は望んでいないから(別れるか別れないかで悩んでいる、という悩みだったらその言葉はありですが)。相談している側は、その悩みを聞いてもらった上でどういう行動をしたら関係性が良くなるかアドバイスをもらいたいと思っているはずです。
実際、私が相談をする側で悩みそのものを否定されたとき、「そんなことで悩むのがおかしい」と自分まで否定されているような悲しい気持ちになったのを経験したことがあるので、相談してきてくれた相手がそういう気持ちにならないように自分は絶対にそういう相談相手にはならないと決めました。
何で悩むかは人それぞれ。自分は気にしないことでも、他の人は大ごとに捉えることもあります。その逆も然り。相談をしてきてくれたのは少なからず自分のことを信用してくれているという意思表示でもあると思うので、話してきてくれた悩み事を否定せず、自分事として考えてアドバイスするように心がけています。