アボカドの種の栄養素

①食物繊維

アボカドの種には、水溶性の食物繊維が含まれています。自然界の中で、水溶性食物繊維を最も含んでいる食品はアボカドです。食物繊維は体内の消化スピードを、ゆるやかにしてくれる効果があると言われています。血糖値の上昇も防ぐ効果も期待できるので、生活習慣病の予防に役立つでしょう。

②アミノ酸

アボカドの種には、アミノ酸も含まれています。アミノ酸は身体の中の不要な水分を、体外に排出すると言われています。また体脂肪を燃焼を促すとされるので、ダイエット効果も期待できるでしょう。アボカドに含まれるアミノ酸の量は、実よりも種に多く含まれています。食べ方に工夫して、上手に栄養を取り入れたいですね。

③ビタミンC

アボカドの種には、ビタミンCも豊富に含まれています。ビタミンCは肌の細胞を活性化する働きがあると言われています。女性に嬉しい美肌効果や、アンチエイジングが期待できるでしょう。またビタミンCを適度に摂取できていると、ストレスが軽減されると言われています。嬉しい効果がたっぷりの栄養ですね!

 

 

【粉末・ロースト編】アボカドの種の食べ方レシピ3選!

①ふりかけ

 

1つ目は、ふりかけです。アボカドの種は砕いて炒めると、おいしい粉末のふりかけになります。かつお節を一緒に炒めれば、違和感なく食べられるでしょう。粉末にすればアボカドの種の栄養を手軽に摂取できるので、ぜひふりかけのレシピにチャレンジしてください。

実から取り除いたアボカドの種は、表面がヌルヌルしています。土のような臭いもあるので、水でぬめりをしっかり洗い流してください。また包丁で手を切らないように、注意しながら作業を行ってくださいね。

ふりかけの材料(アボカドの種1個分)

  • アボカドの種    1個
  • いりごま      大さじ2
  • 塩         小さじ1
  • かつお節      1パック

ふりかけの作り方

  1. アボカドの種をみじん切り、もしくはミキサーで砕きます。
  2. フライパンに①を入れて、水分がなくなるまで炒めます。
  3. いりごま・塩・かつお節を入れて、全体が馴染んだら完成です。

POINT

アボカドの種の切り方

アボカドの種はよく見ると、縦方向に筋が入っています。筋にそって包丁を入れれば、上手に切ることができます。アボカドの種が固い場合は、薄切りにして一晩水につけてください。

②チップス

2つ目は、チップスです。アボカドの種を薄くスライスし、お菓子のようにアレンジする食べ方です。サクサクとおいしく、低カロリーなので、ダイエット中のおやつにぴったりですよ。電子レンジで作れる簡単レシピなので、誰でも失敗なく作れます。味付けにコンソメやふりかけ、またはスパイス系を足してもおいしいです。

チップスの材料(アボカドの種1個分)

  • アボカドの種    1個
  • オリーブオイル   適量
  • 塩コショウ     適量

チップスの作り方

  1. アボカドの種を薄くスライスします。
  2. ①の表面にオリーブオイルを塗り、電子レンジで1分加熱します。
  3. 塩コショウをかけて完成です。

③ロースト

3つ目は、ローストです。アボカドの種は、ローストにしても栄養が失われません。粉末にすればスムージーやアイスに混ぜて、栄養をプラスすることができますよ。また歯ごたえが残るように砕けば、サラダのトッピングにしたり、シリアルに加えて食べられるでしょう。幅広いシーンで活用できる、おすすめの粉末アレンジです。

ローストの材料(アボカドの種1個分)

  • アボカドの種    1個

 

ローストの作り方

  1. アボカドの種を洗い、水分をよく拭き取ります。
  2. 120度のオーブンで2時間ローストします。
  3. 粗熱が取れたら、薄皮をむきます。
  4. 包丁でみじん切りか、ブレンダーで砕けば完成です。