『ONE DAY』シェフパートの展開進まずイライラ

 嵐・二宮和也、中谷美紀、大沢たかおがトリプル主演を務める“月9”ドラマ『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』(フジテレビ系)は、1日の出来事を1クールかけて描く“謎と愛と奇跡の物語”。

 現時点では、神奈川県・横浜を舞台に、銃殺事件の容疑者となった記憶喪失の男・勝呂寺誠司(二宮)、この事件の真相をスクープとして取り上げたい地方局キャスター・倉内桔梗(中谷)、店の命であるデミグラスソースを失ったレストランシェフ・立葵時生(大沢)の物語が同時進行している。

 この3つのパートがくるくると切り替わる際、毎回謎を残すのだが、それが見る者の想像力を掻き立てる一方で、その情報を頭に残しておかないといけないため、一部視聴者から「話がよくわからない」という指摘も多い。

 また、レストランのパートでは、時生が自身の不注意でデミグラスソースの鍋をひっくり返した後も、冷蔵庫のコンセントが抜けていることに気づかず食材をダメにしてしまったり、ディナーの仕込みもせず謎のシミュレーションを始めたりといったドタバタ展開が続いている。

 これに対し、視聴者からは「コミカルでかわいい」と好意的な声がある一方で、「シェフが無能すぎてイライラする」という意見もあるようだ。