『呪術廻戦』『SPY×FAMILY』……ランキング上位は現在放送中の人気アニメ作品
1位は、TBS系でアニメ第2期を放送中の『呪術廻戦』。漫画家・芥見下々氏が「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて連載している同題作品のアニメシリーズで、都立呪術高専の生徒・虎杖悠仁(榎木淳弥)や伏黒恵(内田雄馬)、釘崎野薔薇(瀬戸麻沙美)、彼らのクラスを受け持つ特級呪術師・五条悟(中村悠一)たちの活躍を描くダークファンタジー・バトル作品だ。20年10月~21年3月にアニメ第1期を放送し、第2期は今年7月からスタート。原作は近頃、ストーリーが進むごとにX上でも大きな話題になっており、アニメ版の盛り上がりも納得だ。
2位は、10月7日からテレビ東京系でアニメ版Season2の放送が始まったばかりの『SPY×FAMILY』。こちらは漫画家・遠藤達哉氏が集英社のウェブサイト「少年ジャンプ+」で連載している同題作品のアニメシリーズで、Season1は22年4~6月と同10~12月の2クールに分けて放送された。スパイの“黄昏”ことロイド(江口拓也)、殺し屋の“いばら姫”ことヨル(早見沙織)、超能力者の少女“被検体007”ことアーニャ(種崎敦美)が“仮初の家族”となって日々のトラブルと奮闘するホームコメディ。今年12月22日に『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』の公開も控えており、Season1をおさらいしている人も多いのかもしれない。
3位は、10月22日にスタートしたアニメ『薬屋のひとりごと』(日本テレビ系)。原作はライトノベル作家・日向夏氏の同題小説で、物語の舞台は架空の中華風帝国。後宮に勤める官女・猫猫(※読みは「マオマオ」/悠木碧)が薬学の専門知識を生かし、宮内で巻き起こる事件を解決していく痛快ミステリー。小説版のほかコミカライズ版も刊行され、23年9月時点で全シリーズ累計部数2400万部を突破した人気作とあって、アニメ版にも注目が集まっているようだ。
4位は、1999年10月からフジテレビ系でアニメ放送され、いまだ根強い人気を誇る『ONE PIECE』。漫画家・尾田栄一郎氏による同題原作も「週刊少年ジャンプ」にて連載中で、話数は1000話を突破した。“海賊王”を目指すモンキー・D・ルフィ(田中真弓)らの冒険を描き、昨年は劇場版アニメ『ONE PIECE FILM RED』(22年8月公開)が大ヒット。今年8月にNetflixで配信を開始した実写ドラマ版も世界中で大きな話題を呼んだ。
5位は、今年9月29日から日本テレビ系で始まったアニメ『葬送のフリーレン』。初回(第1~4話)は「金曜ロードショー」枠にて2時間スペシャルで放送し、以降は同局に新設された「FRIDAY ANIME NIGHT」枠でオンエア中。魔王を討伐した勇者パーティーの魔法使い・フリーレン(種崎敦美)を中心としたファンタジー作品で、同題原作が「週刊少年サンデー」(小学館)で連載されている(原作:山田鐘人氏、作画:アベツカサ氏)。