●対策1:老後資金を準備する
当たり前のことですが、現役時代のうちにしっかりと貯蓄を準備しましょう。資金に余裕がある場合は資産運用も活用すると、より老後資金を準備しやすくなります。
●対策2:生活費を徐々に減らしていく
老後の収支に合わせて、定年が近づいたら、現在の生活に関わるお金が徐々に減っていくよう工夫するとよいでしょう。収入が減っているのに支出がかさむということを防げます。
●対策3:健康的な生活を送る
必要以上に医療費や介護費がかからないよう、食生活に気をつけたり、運動を習慣づけたりするなど、日ごろから健康的な生活を心がけましょう。
■早めの準備を
老後破産を避けるためには、老後の生活を予想しながら資金計画を立て、しっかりと老後資金を準備する必要があります。
老後はかなりの資金が必要になるため、早めに資産運用などで準備するとよいでしょう。
阪田順子(ファイナンシャル・プランナー) FP1級、CFP保有。保険会社での営業、一般企業の経理職などを経て、2020年にファイナンシャル・プランナーとして独立。資産運用や株式投資の講座を開講。投資を中心にお金にまつわる記事の執筆・監修を行う。