「窺う」の読み方!正解は?
正解は「うかがう」です!
「窺(うかが)う」には、こっそりと様子を覗き見たり、他人の反応を気にして顔色を確認したり、人の様子から心理状態をおしはかったりするという意味があります。
下は「窺う」を使った例文です。
- 家に中の様子を窓の外から窺った
- 宿題を忘れて先生の顔色を窺った
- 彼の態度からは反省の色が窺える
また、「伺(うかが)う」も語源は同じになりますが、使い方が少し異なります。
「窺う」はこっそりと覗き見るのに対して、「伺う」は人や場所を訪問したり、意見を聞いたりする場合によく使われるため、使い方に注意しましょう。
5つ目の漢字は「恕す」です!
「恕す」の読み方をご存じですか?
「恕」は「怒」という漢字に似ているため「おこす」「どす」などと読みたくなりますが、そのような読み方ではありません。
それでは、どのように読むのでしょうか?
「恕す」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「ゆ○す」の3文字
- 訓読みです
- 「怒」のイメージとはほぼ逆の意味になります
以上の3つのヒントから考えてみてください。
「恕す」の読み方、正解は・・・
正解は
「ゆるす」
です!
「怒」に似ているせいで怒っているように見えてしまいますが、むしろ「大目に見る」という意味あいが強い言葉です。
「ゆるす」という言葉には他にも漢字があてられていますが、それぞれニュアンスがちょっと違います。英語でも違う単語が当てはまります。
- 「許す(permit)」・・・許可する、認める
- 「赦す(excuse)」・・・罪や過ちを責めない、免除する
- 「恕す(forgive)」・・・相手を思いやって大目にみる
こう見ると「恕す」が最も「ゆるす」の度合いが高いように思います。でも「大目に見る」というのはなかなか簡単なことではないですよね。
生涯現役の医師として話題になり、105歳で亡くなった日野原重明さんが残された名言に
恕(ゆる)すのは相手のためではなく、自分のための行為なのです。恕せない心を持ち続けるのはしんどいこと。恕すことで、私たちは楽になれるのです。
というものがあります。自分を大事にするため、と思えば「恕す」という気持ちを持ちやすくなりますね。
この名言と一緒に「恕す」の読み方、是非覚えてくださいね。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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