◆常に観察してしまう

青木ぼんろさんは、普段の生活でも“観察”するのをやめられないと言います。

「僕の漫画は日常を切り取って描いているので、常にネタがないか観察してしまいます。なので、普段からいつも何かしら考えている感じです。たまに、ぼーっとリラックスしたいなと思いますね」(以下「」内、青木ぼんろさん)

漫画の中では常にぼんろさんは傍観者として登場し、彼の心の声と共にストーリーがユニークに展開していきます。ぼんろさんは昔から、物事を観察するのがクセなんだとか。

「社交的な人間ではないので、出来事に率先して関わっていくよりは、観察していることが多いんです。そして、日常の面白かったことや、むかついたこと、悲しかったことなんかを収集して、家族や友人に話す、ということを昔からしています」

そんなぼんろさんの性格やクセが、今回の漫画につながっているのですね。