パーマとカラー、どっちが先の方がいいと聞いたことがありますか? カラーの方が先?パーマの方が先?同じ日にしていいものなの? 今回はそんなパーマとカラーはどっちが先なのかということや、ヘアケアの方法についてもご紹介します。
パーマとカラーどっちが先?
好きなヘアスタイルが決まると、早くそのヘアスタイルにしたくてうずうずすることがあります。 可愛いパーマと旬のヘアカラーでなりたいヘアスタイルに早くしたいですよね。 しかし、パーマとカラーを同時にすると髪が痛むって聞いたことありませんか?
様々な液剤を髪の毛に付けるので、当然その分髪の毛は痛みやすくなってしまいます。 パーマとカラーは別の日にした方が髪の毛にとってはいいんですね。
もし同時にすると体調を崩してしまったり、ヘアスタイルが崩れやすくなったり髪が痛んだり…。 早くヘアスタイルを変えたいと思ってパーマとカラーを同じ日にしてしまうといいことがありません。 では、パーマとカラー、どっちが先の方がいいんでしょうか?
【パーマとカラー】パーマの順番が先
パーマとカラー、どちらもしたい場合には、パーマの順番を先にした方が良いといわれています。 というのも、カラーをした後にパーマをかけてしまうと、カラーが取れやすくなってしまうから。 パーマは物にもよりますが、強い液剤をかけるので、せっかく髪の毛に入れたカラーを剥いでしまうんですね。
せっかく綺麗に入ったカラーもパーマを後から入れたことでちょっと明るいカラーになっちゃったなんてことも…。 ヘアカラーはその人の印象を左右する大切な部分。せっかくならきれいに長持ちさせたいですよね。
確かに、パーマの順番をカラーよりも先にすることでパーマ液もカラー剤によって多少緩くなってしまいます。 その分パーマが取れやすくなってはしまいますが、カラー剤が取れてしまうよりも影響は少ないので、やはりパーマの順番を先にした方が良いでしょう。
【パーマとカラー】同じ日にするのは×
パーマとカラーの順番がわかっても、同じ日に同時に施術してもらうのは良くありません。 髪に相当な負担がかかり、切れ毛や枝毛など、髪が痛んでしまう原因になりやすいからです。 熱風を当てたり、きつい液剤を頭皮に着けたりすると当然のこと髪は痛むので、そのダメージを修復するためにもパーマとカラーは間隔を開けて施術してもらった方が良いんですね。
また、髪が痛むだけでなく、パーマとカラーを同時にすることよって身体へ影響が出る場合もあります。 気分が悪くなってしまったり、頭痛や吐き気がすることや頭皮にかゆみが出る事もあるんです。 また、パーマやカラーの際に使う医薬部外品は、2種類以上組み合わせて使うことが出来ないという法律にも違反するため、パーマとカラーを同じ日にすることはできるだけ避けた方がいいでしょう。
【パーマとカラー】間隔はどのくらい?
では、パーマとカラーをする間隔はどのくらい空けた方がいいのでしょうか。 大抵カラーがしっかりと髪に定着するまでに1週間ほどかかるといわれているため、1週間~2週間は間隔を空け他方が良いでしょう。 忙しくてそんなに間隔をあけている暇がない!という場合には、短くても3日は空けた方が良いです。
ただ、3日だとやはり間隔がとても短いのでカラーが抜けやすくなってしまったり、髪が痛んで枝毛や切れ毛などのリスクが高まってしまったりします。 パーマとカラーをする際にはできるだけ1週間以上間隔を空けた方が無難です。
【パーマとカラー】同時にするのがOKな場合もある
同時にしない方が良いと述べてきましたが、美容院などのお店のメニューを見るとパーマとカラーが一緒になっている施術メニューもありますよね。 ヘアスタイルをすぐに作れるのはありがたいけれど、これって本当に大丈夫なの?と思う方もいるかもしれません。 確かにパーマとカラーを同時にすることで髪への負担は大きくなりますが、同じ日にパーマとカラーをしても良い場合があります。
それは、パーマまたはカラーに使っている液剤のどちらかが医薬部外品でない場合です。 薬事法という法律では医薬部外品を2種類以上混ぜてはいけないとなっていますが、医薬部外品と化粧品を混ぜて使ってはいけないという法律はありません。 パーマとカラーのどちらか、またはどちらもが化粧品の場合には、パーマとカラーを同時に行うことが出来ます。
しかし、やはり髪への影響を考えると同時に施術するのは避けた方が良いでしょう。
【パーマとカラー】リタッチなどは同じ日にOKな場合も
リタッチや前髪のみパーマを当てる場合には、同じ日にしてもOKです。 というのも、リタッチなどはある特定の部分だけ染めるので、髪全体への負担がかからず、実質パーマとカラーを同時に行う箇所が無いんですね。 ですから、髪の根本だけリタッチしてもらって、そのリタッチしたところとは別に毛先だけパーマを当ててもらうということは可能です。 髪への負担も最小限に抑えられますし、順番も考えずにすむので楽ちんでいいですね。