声優界、アニメ界の世相やトレンドがわかるとあり、双方のファンにとっては、一大イベントとなっている「声優アワード」。一方で、その年に限らず、スタッフウケのいい声優はいったい誰なのか? アニメ業界関係者は以下のように語る。
「まず、声優業界で長く生き残っている人は、技術があるのはもちろん、人柄も良い。作品に起用する上で、主要キャラクターは人気のある声優を優先的に使いますが、脇役の場合、最終的には声優自身の人柄が重視されるケースもあるんです」(アニメ業界関係者)
そんな中で、業界内にファンが多いのは、国民的アニメ『ルパン三世』(日本テレビ系)シリーズの石川五ェ門役をはじめ、『ハイキュー!!』(TBS系)の及川徹役や、『HUNTER×HUNTER』(フジテレビ系)のヒソカ役など、数々のアニメに出演している浪川大輔だとか。
「彼は若い頃から『飲み営業』をしていたので、業界内に一定数の“浪川一派”がいるんです。正直、芝居はあまりうまくないのに人気アニメによく起用されているのは、彼の営業努力の賜物でしょう。また、『BLEACH』(テレビ東京系)の茶渡泰虎役などで知られる安元洋貴も、業界内で人気が高いですね。ただ、彼は声優や主要スタッフには愛想が良いものの、自分にメリットがあまりない――つまりキャスティング権を持たないスタッフなどには横柄な態度を取ることも多いと言われています」(同)
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