数々の映画やドラマに出演している、若手注目株の女優・松本穂香さん。大の映画好きでもあるという松本さんが1993年製作の異色作『悪い子バビー』について語ります。
◆いい意味で一貫性がない不可思議な作品
今回、わたしがご紹介させていただく作品は『悪い子バビー』です。1993年にオーストラリアで公開され、第50回ヴェネチア国際映画祭審査員特別賞を受賞、20か国以上で公開されるも、日本ではVHSリリースのみという幻の作品。
そんな興味をそそられまくる映画が長い時を経て10月20日より日本でも公開されるということで! ひと足お先に楽しませていただきました。
いや〜フシギ面白かった〜。「これはどういう映画? どういうジャンルなの?」と聞かれてしまうと、「う〜ん」と唸ってしまうほど、ひとつひとつの場面が異質で、いい意味で一貫性がなく、シーンごとに違う映画を観ているようでした。
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