今や女性も投資でマンションを購入する時代です。低金利の今だからこそ、価値のある不動産を手に入れたいですよね。

実際にモノの良さを確かめるなら、モデルルームを見学するのが一番です。今回は、初めてのマンション購入にあたり、モデルルームを見学するコツを紹介します。

モデルルームの見学に行く前に準備することとは?

(写真=PIXTA)

まずはマンションの情報を入手しましょう。チラシや新聞の折り込み、電車内の広告などでたくさんの情報がでています。一番早いのはインターネットで検索して資料請求することです。

大手の不動産情報サイトであれば、新着物件などもたくさんありますし、駅からの距離、価格、間取りなど自分の好きな検索軸で探せるので便利です。気に入った物件を見つけたらまずは、資料請求をして不動産情報を取り寄せてみましょう。

価格未定物件にはご注意を

(写真=PIXTA)

新築マンションを検索していると、「価格未定」の文字を目にすることが多いでしょう。まだ広告を開始して間もない物件や、一度販売が終わり、次の販売の住戸が決まってない物件の場合は、ほとんどが「価格未定」と表記しています。

「価格未定」でもモデルルームに行くと、予定価格を販売員の方から教えてもらえることがほとんどです。事前にある程度、価格の見当をつけたい際は、同エリアで販売されている別のマンションがいくらで販売されているかを確認したり、口コミサイトなどで情報がないかをチェックしたりしましょう。

モデルルームを見学する時に気をつけたい5つの注意点

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お気に入りの物件が見つかったら、モデルルームの見学予約をします。まだマンションが完成していない場合、モデルルームはその物件がある駅の付近や近隣にあることがほとんどです。初めてモデルルームを訪れる際に、何に注意したらいいのか、5つのポイントをお伝えします。

1. 少し早めに行って、周辺地域の利便性をチェック

投資目的、あるいはいずれ売却の可能性を視野に入れてのマンション購入では、大切なのは物件の「不動産価値」です。不動産価値が高いとされるのは、駅から至近距離にある、商業施設が隣接しているなど、いわゆる「ピン立地」にある物件です。特に生活利便施設が多いほど好まれます。事前にインターネットでライフインフォメーションなどを確認しておきましょう。

当日は早めに現地へ行き、駅の周辺を歩いてみましょう。自分が住んでみて便利だと思えるかどうかを確認することが大切です。特に、最寄りのスーパーの営業時間は要チェックです。徒歩圏内に複数の買い物施設があれば、より利便性が高いエリアだといえます。

2. シアター、ジオラマはあくまで参考程度に

現地調査を終えたらモデルルームへ向かいましょう。受付を終えると、担当の販売員さんがあいさつに来ます。規模が大きい場合は、グループになって、シアタールームや、建物の模型が置いてあるジオラマルームに案内されることもあります。

シアターやジオラマの見学の際は、あくまでこれらは“作られたモノ”であって、実物ではないため参考程度にとどめましょう。映像に使っているのは、完成予想CGといわれるものですし、ジオラマの場合、周囲にある建物は簡略化されています。