日テレドラマが最後に2ケタ視聴率を獲得したのは『真犯人フラグ』の最終回
「日テレのドラマは、ほかの枠も世帯視聴率で苦戦中。今月14日からSexy Zone・菊池風磨主演の『ゼイチョー~「払えない」にはワケがある~』が始まった『土曜ドラマ』枠も、21年7月期の唐沢寿明主演『ボイスII 110緊急指令室』を最後に、単話で2ケタ台を記録した連ドラはなし。『日曜ドラマ』枠は今月22日に木南晴夏主演『セクシー田中さん』の初回放送を控えていて、こちらは21年10月に始まり“2クール連続放送”だった西島秀俊主演『真犯人フラグ』の最終回(22年3月)が2ケタ台を取ったのが最後です。つまり、同局ドラマは今年1作も2ケタ視聴率を獲得できていません」(同)
視聴者の“テレビ離れ”も影響しているのかもしれないが、それでも他局は、今年もGP帯の連ドラでなんとか2ケタ視聴率をマークしている。
「TBSは、やはり看板枠の『日曜劇場』が強い。また、『コタツがない家』と同日に始まったテレビ朝日系の『相棒 season22』は12.5%で滑り出し、同局は『木曜ドラマ』もそこそこ好調。よく“視聴率不振”と指摘されているフジテレビでさえ、1月期の北川景子主演『女神の教室~リーガル青春白書~』や木村拓哉が主演した4月期の『風間公親-教場0-』で2ケタ台を出せた回があるので、今年の民放連ドラで“オール1ケタ”となっているのは日テレだけなんです」(同)
これから始まる『セクシー田中さん』は、同局連ドラで久しぶりの2ケタ発進となるか。そして『ゼイチョー』『コタツがない家』の数字は上昇していくのか。日テレの連ドラの行方に注視していきたい。