10月18日、小池栄子が民放ゴールデン・プライム(GP)帯の連続ドラマで初主演を務める『コタツがない家』(日本テレビ系)が放送を開始。世帯平均視聴率7.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)でのスタートとなったが、マスコミ関係者は「このままだと今年の日テレは“視聴率2ケタ台を記録したドラマなし”で終わるかもしれない」(芸能ライター)とささやく。
同ドラマは、伝説のウェディングプランナーにして経営者の深堀万里江(小池)が、売れないマンガ家の夫・悠作(吉岡秀隆)、言い訳ばかりの息子・順基(HiHi Jets・作間龍斗)、熟年離婚を言い渡された父親・山神達男(小林薫)との生活を支えるべく奮闘する“ネオ・ホームコメディー”を掲げている。
「第1話は、万里江が悠作、順基と暮らす家に達男が転がり込んできたことをきっかけに、家族げんかが勃発。それでも、自分まで離婚するのは避けようと、前を向く万里江でしたが、今後も“頼りない男たち”に振り回される展開を予感させる内容。ネット上には『会話のテンポがよく引き込まれた』『みんな演技がうまい』『登場人物たちが絶妙に憎めないところがいいね』など好意的な声が寄せられていたものの、視聴率的には心許ないスタートとなりました」(同)
なお、同ドラマを放送する日テレ系「水曜ドラマ」枠では今年、1月期に門脇麦主演『リバーサルオーケストラ』、4月期に芳根京子主演『それってパクリじゃないですか?』、7月期に赤楚衛二主演『こっち向いてよ向井くん』を放送していたが、いずれも全話1ケタ視聴率で終了。昨年の同枠ドラマも1ケタ台を連発しており、単話視聴率2ケタ台を出したのは21年7月期の戸田恵梨香&永野芽郁ダブル主演作『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』が最後となっている。