ただ、17日深夜に放送されたエンタメ情報番組『アカデミーナイトG』では佐々木と高橋のツーショットインタビューが流され、秋ドラマの出演者が一堂に会した14日放送の『TBS DRAMA COLLECTION 2023 Autumn!!』では道枝が参加していたため、すべての番組で「旧ジャニーズNG」というわけではないようだ。
ファンや業界関係者の間では、TBSが「バラエティ番組では旧ジャニーズタレントの番宣参加はOKだが、報道を扱う番組ではNG」と判断したことで、道枝や高橋の不自然な「番宣不参加」の原因になったと推測する声がある。長らく「ジャニーズ忖度」があったことの反省として、報道系の番組では「生出演で番宣」といったような、露骨に旧ジャニーズの利益になるような宣伝をしないという不文律が生まれた可能性がある。
番宣での「旧ジャニーズ外し」は他局にも波及するおそれがあるだろう。時期的にキャストを代えようがなかった秋ドラマには旧ジャニーズのタレントたちが多く出演しているが、十分な番宣ができないとなればキャスティングするメリットが少なくなるのは間違いなく、スポンサーへの配慮もあって今後は起用が激減するかもしれない。来年1月期以降、ドラマから旧ジャニーズのタレントたちの姿が一気に消えてしまう……という未来もあり得そうだ。