3.退職代行サービスのメリット・デメリット

『PRIME』より引用
(画像=『PRIME』より引用)

では、退職代行業者を頼ることのメリット・デメリットを詳しくみていきましょう。

退職代行業者のメリット
・職場の人と顔を合わせずに退職できるケースも多い
・過剰な退職引き止めなど、自分一人では辞められない時の強い味方になってくれる
・面倒な退職手続きを一任できる
退職代行業者のデメリット
・業者をよく吟味しなければ「違法退職代行業者」に依頼することになりトラブルを招く
・必ずしも即日退職できるわけではない

いかがでしょうか?メリット・デメリットをよく見比べ、退職代行業者に依頼すべきか?判断材料にして下さいね。

4.退職代行サービスを利用すべきはこんな人

『PRIME』より引用
(画像=『PRIME』より引用)

退職代行業者のメリット・デメリットをお伝えしましたが、デメリットを差し置いてでも【退職代行業者に依頼した方が良い】のは、次のようケースです。


・仕事で思い悩み精神を病んでしまった。自分では退職を申し出ることさえ難しい。
・上司から強引な退職引き止めにあっている。何度退職を申し出ても受け入れてもらえない。
・上司が高圧的で退職を言い出しにくい。

このような人は「退職代行サービス」を頼ることをおすすめします。今の辛くしんどい状況から抜け出し、明るい未来へ一歩前進しましょう!

次では、退職代行サービスに依頼する前に確認しておくべきことを、Q&A方式でお伝えしていきます。是非、依頼前にご一読下さい。

5.【依頼前に確認!】退職代行サービスQ&A

『PRIME』より引用
(画像=『PRIME』より引用)

(1)Q1:退職代行サービスは違法という話を聞き不安。実際どうなの?

先にお伝えしたように、退職代行サービスの中には怪しい退職業者も混在しています。

労働組合が母体の退職代行業者
・「株式会社」・「合同会社」・「弁護士監修」などをうたっている
・「労働組合運営」とあるが、振込先銀行口座名義が「株式会社」や「個人名義」になっている
・他の退職代行業者に比べ料金が異常に安い

このような特徴がある退職代行サービスは悪徳業者の可能性が高いため、十分注意してくださいね。

低費用で安心・安全に依頼できるのは「労働組合」が母体の退職代行サービス!このことを必ず覚えておきましょう。

(2)Q2:利用料金はどれくらい?

「労働組合」が母体の退職代行業者は、およそ3万円前後の利用料金が主流です。

東京都労働委員会認証の合同労働組合、退職代行「ガーディアン」なら、利用料金は、追加料なしの一律29,800円。相談内容に応じて料金が変動することもないので、お金の心配をせず安心して依頼できます。

(3)Q3:確実に退職できるの?失敗することもある?

労働組合が母体の退職代行業者だからといって、「確実に退職できる」とは限りません。退職代行業者に依頼する時には、労働組合であることはもちろん、これまでの実績も必ず確認するべきです。

(4)Q4:未払い給与などの請求はできる?

先にお伝えしたように、民間業者が母体の退職代行業者ができるのは「退職意志の伝達」のみ。未払い給与など金銭の請求は一切できません。

しかし、労働組合が母体の退職代行業者は違います!


✓未払い給与や残業代などの請求
✓退職日の交渉

など、金銭の請求から退職日の交渉まで、法に基づいて行うことができるのです。

なお、労働組合には「団体交渉権」があるため、会社側は交渉拒否をすることができません。会社と交渉を行っても違法にならないのは、労働組合が母体の退職代行業者の大きな強みと言えるでしょう。

(5)Q5:保険証など会社への返却はどうすればいい?

保険証など会社への返却物はどうなるの?と心配している人もいるかもしれませんが、わざわざ会社に持っていく必要はありません。本人から会社宛てに郵送すればOKです。制服なども同様です。