コーチのイメージと年齢層
ここからはコーチに対する世間からのイメージと、最近のコーチの変化について詳しくご紹介していきます。高級ブランドで、高級品を身につけている方の為のブランドと思われがちですが、コーチは今の時代どのように変化したのでしょうか。
ダサいイメージは有名になりすぎたから?
コーチといえばシグネチャーデザインで「C」のモノグラムがデザインされたバッグやお財布がとても有名です。
数十年前に大ブームになった事もあり、年代層が高めの方がこのシグネチャーデザインを持ち歩いていることが多く若い世代からは「年配の方が持ち歩くブランド」と言うイメージがついてしまいました。
有名、みんなが持っている、年齢層高め、これらのイメージは若い世代からすると一見ダサく映ってしまい、悪いイメージがついてしまった原因になってしまったのです。
デザイナー一新で変わったイメージと年齢層
派手で華やかなイメージよりも落ち着いていてエレガントな雰囲気だったコーチですが、2013年に革新が起こりました。
今までコーチでデザイナーを務めていたリード・クラッコフ氏がコーチを離れ、新たにスチュアート・ヴィヴァース氏が就任したのです。
今までのコーチでは見られなかったロックテイストが盛り込まれるなど、昔ながらのコーチを踏襲しながらも新たなデザイン性で若い客層も獲得していきました。新生コーチは世代を問わず愛されるブランドへと変貌を遂げ人気を獲得しています。
コーチが展開する2つのライン
実はコーチには2つの製造ラインがあることはご存知でしょうか。百貨店や路面店用のラインがあるように、アウトレット用のラインも存在するのです。実際2つのラインは何が違うのか、また2つのラインの商品を見分ける方法もご紹介していきます。
「ブティックライン」と「アウトレットライン」
「ブティックライン」はその名の通り百貨店や路面店で販売される商品の製造ラインです。次に「アウトレットライン」はアウトレットモール用の商品を製造するラインになります。
アウトレットといえば、売れ残りやB級品などの型落ちしたちょっと残念な商品を販売しているイメージがありますが、コーチのアウトレット店舗では専用の「アウトレットライン」で製造した新品で、種類も豊富な商品が販売されているのです。
更にアウトレット限定のアイテムも販売されているので、アウトレットだから粗悪品だと気にする必要はなく、ブティックと変わらぬ気持ちで買い物を楽しみましょう。
2つのラインの見分け方
アウトレット品かブティックの商品か見分けたいという方は、まずレザータグをチェックしてみて下さい。タグに数字の羅列が書かれていますので、ハイフンの後の「1」の次の表記を確認してみましょう。
アルファベットの「F」が1の後に書かれている場合はアウトレット商品になります。またタグにこのような「◎」マークが合った場合もアウトレット商品になるので気になる方はレザータグを一度チェックしてから購入すると安心です。