ビジネスパーソンにとって、コーヒーは必須ドリンク!仕事中はコーヒーが欠かせないという人も多いことでしょう。しかし、毎月のコーヒー代がいくらになるのかを考えると、少し怖くなる人も多いのではないでしょうか?近年はコーヒー業界にも定額制サービス“サブスクリプション”の波が広がり、お得にコーヒーを飲む手段が増えています。今回は各サービスを比較して、少しでも手軽にコーヒーを飲む方法を探してみましょう。
平日5日間、毎日1杯コーヒーを飲んだ場合
今回は1週間のうち土日を除いた平日5日間、毎日1杯ずつコーヒーを飲んだ場合の1ヵ月間の支出を計算していきます。
店舗数日本一!「スターバックス コーヒー」
国内コーヒーチェーンで店舗数No.1を誇る「スターバックス コーヒー」。季節やご当地ごとに売られている限定タンブラーも人気を集めるスタバでは、タンブラーやマグカップなどの容器を持参して注文すると20円値引きされます。
例えば、同店の定番商品である「ドリップコーヒー」の標準サイズ・Tallをタンブラーで注文した場合、1杯330円(税別)が310円(税別)となります。たった20円の割引でも平日はいつもコーヒーを1杯買うとなると、
【定価で購入した場合】
330円×5日×4週間=6,600円(税別)
【タンブラーを持参して購入した場合】
310円×5日×4週間=6,200円(税別)
となり、1ヵ月あたり400円お得になります。「ドリップコーヒー」はもちろん、Tallサイズのドリンクだと「スターバックスラテ(380円 税別)」や「カプチーノ(380円 税別)」、Shortサイズなら「キャラメル マキアート(390円 税別)」や「カフェモカ(400円 税別)」が1杯分楽しめる金額が浮くことになります。
ちなみに、大手コーヒーチェーンのなかでも低価格展開の「ドトールコーヒーショップ」では、「ブレンドコーヒー」Mサイズが250円(税別)です。
【ブレンドコーヒー(M)】
250円×5日×4週間=5,000円(税別)
ドトールで毎日コーヒーを飲んだ場合と、スタバでタンブラー割引を利用して毎日コーヒーを飲んだ場合を比較すると、その差は1ヵ月で約1,200円となりました。
サブスクを使えばグッとお得に「上島珈琲店」
「金胡麻ミルク珈琲」や「ジャージークリーム大福」など和を感じる“攻め”のメニューが多い上島珈琲店で、もっともオーソドックスなコーヒーといえば「ネルドリップブレンドコーヒー」です。
こちらの価格は標準のRサイズで390円(税別)。スタバの「ドリップコーヒー」Tallサイズ・330円(税別)と比較してもちょっぴりお高め。同商品を平日に1杯ずつ飲むと、
【ネルドリップブレンドコーヒー(R)】
390円×5日×4週間=7,800円(税別)
となり、スタバの「ドリップコーヒー」を定価で飲んだ場合と比べて1,200円高くなります。ドトールの「ブレンドコーヒー」Mサイズ・250円(税別)と比べると、2,800円違います!
ただ上島珈琲店には、「ネルドリップコーヒーパスポート」(※店舗限定)というサブスクリプションサービスが存在します。こちらはスマートフォンアプリ内で月額5,000円(税込)を支払うと、ネルドリップコーヒーまたはアイスコーヒーを1日1杯飲めるというもの。
ドトールで「ブレンドコーヒー」Mサイズを1ヵ月飲んだ場合もひと月5,000円でしたが、税別価格でした。「ネルドリップコーヒーパスポート」は税込価格で月額5,000円です。
ちなみにネルドリップコーヒーのRサイズを13杯頼むと合計金額は5,070円(税別)となり、ひと月に13杯飲めば元がとれることになります。利用できる店舗が生活圏内にある人は、活用してみてはいかがでしょう。
コンビニコーヒーをお得に飲むなら「ファミリーマート」
各コンビニチェーンがコーヒーの提供に力を注ぐなか、常時お得なサービスを行っているのが「ファミリーマート」です。同コンビニが提供するスマホ決済サービスアプリ「ファミペイ」では、10杯分の値段で11杯のコーヒーが飲める「ファミマカフェ回数券」が購入できます。
1杯139円(税別)のブレンドMと引き換え可能なタイプの回数券は1,500円(税込)。1ヵ月のうち平日が20日間あると考えて、「ファミマカフェ回数券」を2枚買うと3,000円(税込)です。
上島珈琲店のパスポートとの差は2,000円。平日毎日コーヒーを飲んでも2杯分の回数券が余ります。有効期限が回数券を購入した日から91日間と長めなので、翌月や翌々月に繰り越して使うことも可能です。