3.ママ友がいない私達に「知り合い」ができたきっかけ

無理をしなくてもママ友はできる!?

PRIME編集部のメンバーに、ママ友「あり」と「なし」両方の子育てを経験した2児のママ2人がいます。

彼女たちにママ友ができたきっかけと、いる時といない時ではどう違うかをインタビューしました!

(1)編集部Aさんにママ友ができたきっかけ

ママ友がいない頃は、自分以外のママが輪になって楽しそうに話していたりするとさみしさも感じることもありました。

一方で、いない心地良さも分かってきた小学校3年目。ついに、私にもLINEでやり取りするママ友ができました!

きっかけは、「子ども」です。

当時、うちの子はやんちゃなO君にいつもからかわれていました。なぜ我が子がからかわれるのか?O君は一体どんな子なのか?知りたいことが山ほどありましたが、ママ友ゼロの私には知るすべもなく、困り果てていたんです。

そんな時、公園でO君にからかわれて泣いていた我が子を家まで送って下さり、詳しい目撃情報まで教えて下さったのが、私の初めてのママ友Kさんです。私に知り合いがいないことを話すと、「私でよければ相談して下さいね。」と、優しい言葉を掛けてくれました。ですが、その日は連絡先の交換までは至らず…。LINEを聞けない引っ込み思案な自分を呪いました!

後日「Kさんにお礼をしなくては!」と思った私は、思い切って参観日に話しかけてみました。公園の件のお礼を小さなお菓子と一緒に伝えると、それをきっかけに話が弾み、連絡先を交換することができたんです。

その後、Kさんがママ友さん達の輪に入れて下さり、立ち話をする程度の知り合いが数人できました。

つかず離れず、学校の様子をちょっと聞けるくらいの距離感が、今の私にはとても心地よく感じています。

ママ友ができたポイント!
①勇気を出して自分からLINEを聞いた!
②お世話になったことに対し「お礼」をして感謝を伝えた!
③つかず離れず、深入りしない関係を意識している!

(2)編集部Bさんにママ友ができたきっかけ

26歳で第一子を出産。都内の企業勤めで独身時代はもとより臨月までバリバリ働いていました。

年齢的もそうですが、そのようなライフスタイルで地域に知り合いはいない状態でスタートしていた結婚生活。さらに田舎で里帰り出産をしたため自宅に戻ってきた時にはママ友どころか近所に知り合いもゼロでした。

長女が4ヶ月の頃から公園や児童館にはよく行っていましたが、気兼ねなく話せる顔見知りができたり、他のママと仲良くなるのは難しいまま時は経ち…。ただ、当時子供と2人の生活は幸せで、私自身が1年後には復職予定だったため無理にママ友を作る必要性を感じていませんでした。

しかし、2人目の出産で自宅そばの産院を選択。そこで出産日が一緒だった方に話しかけたら意気投合。さらにお互い近所ということが判明しママ友になりました。

長女の時と比べて一番の違いは、身内以外に一緒に子育てをしている仲間がいると育児がより楽しく思えたこと。そして子育て以外の他愛無い話を日常で気軽に話せるのは育児のストレス解消にすごくなったなということです。

もともとおしゃべりも好きだし社交的なタイプなので、ママ友付き合いやご近所付き合いがマイナスに感じる人もいると思いますが、私はこういう母親としての日常もすごく楽しく感じました。

ちなみに、彼女は7つ年上で初産、私はまだ20代でしたがよく経験談を求められたり子育てについては頼ってもらっていました。逆に、私は仕事や夫のことで彼女から学ぶことが多く、家族ぐるみで遊ぶなど良好な関係のままもう10年の付き合いになります。

ちょっとしたお出かけも家族ぐるみで遊ぶと子供たちは大喜びだし、大人はカバーし合えて大変さも半減。キャンプなどのイベントは家族だけの時よりも親もイベントを楽しめますよ。

そして彼女と仲良くなり、私自身も40歳になった今思うのは、長女の時はまわりのママ達は30代~40代が多く、26歳の私は少し近付きにくかったのかもしれないなと。会社でもどこでも年を取るほど年齢差を気にしたり、価値観が違うかも…と身構えてしまうことってありますよね。 30~40代だと初産でも周囲から話だけは聞いていてママ友トラブルなどの知識があり、若い人より他人に警戒心があるかも…と彼女から聞いて初めて知りました。そして納得もしました。

だけど、有難いことに私たちは年齢関係なく仲良くなれました。会社でもそうですが、私は世代が違うことでお互い学べることは多いと思います。「ママ友」は確かに子供を介した付き合いだけど、今では将来のことやキャリアのこと、趣味の話までよくしています。ママ友だけど友人でもある。

何より近所に信頼できる大人の知り合いがいるのは心強いですよ。何かあった時は信頼して助け合おうと話してます。

ママ友ができたポイント!
①勇気を出して自分から話しかけた!
②年齢など相手のスペックは気にせずお互いの話を有難く聞きポジティブな付き合いをした!
③ママ友だけど友人のように相手を大切なパートナーとして受けとめた!

以上、全く中身の違う「ママ友との付き合い方」ですが、2人ともママ友がいる状況はプラスだと感じ、また有難く思っているとのこと。

ご自身がどういうタイプかや、ママ友をどんなパートナーとして捉えているかでママ友とはどういう存在か、お付き合いの仕方も変わってきそうですね。

ママ友ができたきっかけは共通して「勇気を出して話しかけること!」

プレママ教室で妊娠中に知り合ったという方も多いですし、Bさんのように地域に根付いた産院を選ぶと出産時期が同じくらいの方がご近所である可能性も高いので知り合いになりやすいのではないでしょうか。

とにかく接点を持たなければ関係は始まらない!ピカピカの小学校一年生同様に、ママ一年生同士もまずは勇気を出して知り合うところからがスタートかもしれませんね。

4.「ママ友になりたい!」と思われる人の特徴

ママ友になりたい!と思われる人の特徴は、

  • 明るく常識のある人
  • 誰にでも分け隔てなく接する人
  • 人として見習いたいと思える人

上記の特徴に当てはまる人は周りのママから「ママ友になりたいな」と思われているでしょう。

誰もが友達になりたいと思う、「いい人オーラ」をまとっている人の特徴を詳しく解説していきます!

(1)明るく常識のある人

【いつも暗くて仏頂面の人】と【いつも明るくて笑顔の人】どちらと友達になりたいかは明らかではないでしょうか!


・いつも明るい表情の人
・挨拶やお礼が言える人
・社交的で明るい人
・さりげない気配りができる人
・常識ある言葉遣いができる人

こうした雰囲気の人がいたら「話してみたいなぁ」と思う人も多いでしょう。

(2)誰にでも分け隔てなく接する人

誰にでも分け隔てなく接する人も【いい人オーラ】が出ています!


・話したことはないけど、目が合うと会釈をしてくれる人
・初対面の人でも、きちんと顔をみて話してくれる人

このような人は周囲から「素敵だなぁ」と思われていることが多いです。

反対に、


・子ども同士が同じクラスなのに、目があってもそっぽを向く人
・知り合いとはにこやかに話すのに、初対面の人には冷たい態度をとる人

このような人はちょっと近付きにくい印象を持たれているかもしれません。

(3)人として見習いたいと思える人

ママ友という枠を超え、「人として見習いたい!」と思える人は、誰もが知り合いになりたいと思いますよね。


・困っている人にそっと手を差し伸べられる人
・人が嫌がる仕事を率先して行える人
・何かに一生懸命打ち込んでいる人

このような人はとても魅力的で、「自分もこの人みたいになりたい!」と、憧れの気持ちを抱く人も多いでしょう。

実は、私の子のクラスには目が不自由な保護者の方がいるのですが、「困ったことがあれば、何でも言って下さいね。」と、自分の連絡先を教えているママさんを見かけたことがあります。その時、何とも言えない温かい気持ちになり、「このママさんみたいに気遣いのできる人になりたい!」、「このママさんのこと、もっと知りたい!」と強く思いました。