入園・入学を控えた今の時期、ママ友がいないと不安になっちゃいますよね。

その気持ち、よく分かります!

実は、PRIME編集部の私も、いつの間にか「ぼっちママ」になっていた経験者です…。

そこで今回は、経験者による【ぼっちママ体験】を徹底レポ!

  • 実際、ママ友がいないまま入園入学するとどうなるの?
  • ママ友ができたきっかけを知りたい!
  • ぶっちゃけ「ママ友になりたい!」と思われる人ってどういう人?

このような疑問がある人は、同じママの経験談をもとにママ友について改めて考えてみませんか?

リアルな【ママ友経験】をぜひお読みになり、子育てに活かしてみてください!

1.ママ友がいない状態で小学校入学!何とも言えない気まずさを実感

『DRESSY』より引用
(画像=『DRESSY』より引用)

子どもの保育園が小学校の校区外だったため、「ママ友ゼロ」の状態で入学した私。「ママ友なんかいなくても、困ることなんかないやい!」と強がっていたのですが、ぶっちゃけ寂しいことや困ることもありました…。

(1)ママ友がいないと参観日が寂しい

入学して最初の参観日、いきなり「ぼっちママ」の寂しさを思い知らされました。教室に入ると既に保護者の輪が出来上がっていて、ママさん達の談笑が始まっていたんです。

この時点で、「えっ!ママ友になるの早っ!」と思った私は、何と世間知らずなのでしょう…。実は、校区内の幼稚園や保育園に通っていた人が多く、既にみなさん知り合いだったのです。

そんな輪の中に「初めまして~!」なんて入っていけるはずもなく、ここから1年間はずーっと「ぼっちママ」で過ごすしました…。参観日、運動会、学習発表会、学校清掃ボランティアなど、どの行事も常に一人。寂しく不安な気持ちを味わいました。

(2)ママ友がいないと情報不足で困ることも

ママ友がいないと、情報不足で困ることもありました。

小学校1年生って、まだしっかりしていない部分が多々ありますよね。「図工で材料がいるって言われたけど、何だったか忘れたぁー!」など、「こんな時にママ友がいれば、LINEでサクッと聞けるのにー!」と、困るシーンが幾度となくあったんです。

当時は連絡先を知っている人が一人もいなかったので、些細なことでも担任の先生に電話して聞くしかありませんでした。

また、子どもが勝手に遊ぶ約束をして困ったこともありました。

「日曜日に〇〇ちゃんと公園で待ち合わせした!」と言うのですが、何時にどこの公園なのか分からない…!誰か一人でも連絡先を知っていればその子のママに繋がりそうですが、ママ友0人の私にはそれができません。雪がちらつく中、近所の公園を何か所もまわり、昼過ぎにやっと友達に会えました。この時ほど、自分にママ友がいないことを後悔したことはありません!

(3)コロナ禍でママ友作りが一時中断

1年間ぼっちママを経験した私は、「2年生からはママ友作り頑張るぞ!」と意気込んでいました。そんな矢先、コロナウイルスで人との繋がりが断絶されてしまったんです。

オンライン授業で学校の様々なルールが変わる中、ちょっとした疑問を気軽に聞ける人が私にはいない…。コロナ禍で、益々ママ友がいないことを不便に感じるようにもなりました。

人に会う機会がめっきり減ったコロナ禍だからこそ、直接話さなくも連絡が取れるママ友の有難さを痛感している人も多いのではないでしょうか?

2.ママ友がいないと楽なこともある!

ママ友がいなくて困ることが多かった私ですが、楽なこともありました!

なぜかというと、

  • 噂話に加わらずに済む
  • ママ友トラブルが少ない
  • 人と比べて不安になることがない

上記のようにママ友ならではのめんどくささを回避できたからです。次に詳しく解説していきます。

(1)噂話に加わらずに済む

ママ友がいないと、聞きたくもない噂話に加わらずに済みます!

〇〇さんが、あなたのこと△△って言ってたよ。
知ってた?〇〇さんって、実は××らしいよ。

など、聞いてしまったばっかりに、気分が悪くなる話ってありますよね。

人の悪口を言う人は、大抵よそでも言っています。うっかり「本当にそうね~。実は私も〇〇さん苦手だったのよ。」なんて同意してしまうと、さもあなたが悪口を言っていたかのように言いふらされてしまいます!

その点、ママ友がいないと、そもそも深い話をする機会がありません。会釈程度の人に、いきない人の噂話をする人なんていませんから!人間関係にストレスを感じず暮らせるのは、ママ友がいない人の特権かもしれませんね。

(2)ママ友トラブルがない

人と関りを持つと、何等かのトラブルが起きるものです。関係が深くなればなるほど、互いに遠慮がなくなり、嫌な思いをすることも増えてしまいます。

著者名

習い事が一緒のママ友に、ちょっとイライラしています。雨の日に家まで送り届けたことをきっかけに、毎週私が送り迎えをすることになったんですが…そのうち「ありがとう」の一言すらなくなっていました。「ガソリン代や駐車場代もかかっているのに…!」と、モヤモヤした気持ちが晴れません…。(38歳・小学校2年生女の子のママ)

著者名

ママ友の焼きもちにウンザリしています。ママ友Aと「新しくオープンしたカフェに一緒に行けたらいいね!」と立ち話をしていたんですが、その後すぐにママ友Bからそのカフェに誘われたので、軽い気持ちで一緒に行ったんです。すると、そのことを知ったママ友Aがご立腹!「私と行くって約束したのに!」と、長々とLINEが送られてきました。しかも、ママ友Aの子が「〇〇ちゃんのママは嘘つきだから遊べない!」とうちの子に言ったようで、子ども同士まで険悪ムードに…。正直、面倒くさすぎてママ友なんてうんざりです!(31歳・小学校2年生女の子、年長男の子のママ)

ご紹介したお2人の事例のように、ママ友トラブルは修復するのが難しく、人間関係に大きなストレスを抱えるケースも多々あります。

「ママ友トラブルで悩む暇なんてないわ!」という人は、あえて深い関係のママ友を作らないのも、一つの方法かもしれません。

(3)人と比べて不安になることがない

生活レベルや子どもの成績、習い事の有無などを、他人と比較して焦ってしまうことがありますよね。

ママ友のちょっとした一言を「マウンティング」だと感じ、嫌な気分になる人もいるでしょう。

その点、ママ友がいないと人と比べて不安になることがほぼありません。

比較対象がいないのもその大きな要因ですが、ママ友に意見を聞く習慣がないのも功を奏しているのではないでしょうか?

例えば、

著者名

Aさん:うちの子、最近全然勉強してくれなくて~。塾の成績も今回50位だったし…。毎日テレビゲームばかりで本当に心配!どうしたらいいんだろう?○○君も、ゲームとかしてる?

著者名

Bさん:分かる~。うちもゲームばっかりだよ。ほんと困るよねぇ…。(50位って、うちの子に比べたら成績いいじゃない…。うちなんて300位だよ…。)

ママ同士の会話は大体こんな感じで「子どもの悩み相談」がメインですが…これって本当に意味があるんでしょうか…?

Aさんはマウンティングのつもりはなく、本当に息子のゲームのことで悩んでいたのかもしれません。でも、Bさんにとってはただの自慢にしか聞こえませんよね。

楽しそうにお喋りするママ友同士を見ると、「いいなぁ~。」と思うことがあるかもしれませんが、当の本人同士が本当に楽しいかなんて分かりません。顔では笑っていても、心の中では悔しい気持ちを抱えているかもしれないのです。

いかがでしょうか?「ぼっちママ」は決してマイナス面ばかりではありません。無理をしてママ友を作るのではなく、「ママ友がいないメリット」にも目を向けてみて下さいね。