コメディアンと女優の顔を持つナシム・ペドラド
実写版のアラジンを見ていても、どこかチャーミングな表情でコミカルな印象が強いナシム・ペドラドですが、経歴を見るとUCLAで演劇を学び卒業しています。
卒業後はコメディアンとして劇場にて一人芝居「ミー、マイセルフ アンド イラン」を演じ、同芝居がHBOが主催しているコメディーフェスティバル イン ラスベガスにて最優秀コメディーパフォーマンス賞を受賞。
コメディアンとして一躍脚光を浴びたナシム・ペドラドは、2009年にスターへの登龍門的存在であるサタデー・ナイト・ライブの第35シーズンに出演が決まり、以後5年間、レギュラーとしてサタデーナイトライブで活躍していました。
2014年にMulaneyというシットコムに参加するためにサタデーナイトライブを卒業し、今に至ります。
ナシム・ペドラドが演じた「ダリア」の役どころ
実写版【アラジン】で、ナシム・ペドラドが演じた「ダリア」の役どころについて改めてチェックしてみます。実写版アラジンをまだ見ていないという方はこれから見るときの参考になることでしょう。ダリアに注目してみると、また違った目線で映画が楽しめるかもしれません!
実写版アラジンのオリジナルキャラクター
実写版アラジンではジャスミンの侍女であり、親友とも呼ぶべき存在のダリアですが、アニメ版アラジンにはない新キャラクターということで、メディアからも注目を浴びていました。
アニメ版アラジンではトラのラジャーがジャスミンの親友的な位置で描かれていましたが、実写版では親友としてジャスミンが幼少期から共に暮らしてきたという侍女のダリアが登場しています。
ダリアが登場した背景
どうしてダリアという新しいキャラクターを実写版に登場させたのか、その背景について探ってみましょう。往年のディズニープリンセス映画では、常に「プリンスがいないと困難を乗り越えられないプリンセス」といった描写が多かったのをご存じの方も多いはずです。
しかし近年はこのイメージが現代の風潮に合わないということがたびたび社会的に指摘されており、ディズニーも実写版アラジンでは「アラジンに助けてもらってばかりのジャスミン」像を覆すために、ストーリーを少し書き換えたようです。
アニメ版アラジンでは、主要人物の女性はジャスミンのみでしたが、実写版アラジンでは侍女のダリアを加えることにより、ジャスミンとダリアの友情や女性の強さも加わった映画に仕上がっています。
ジャスミンを演じるナオミ・スコットもインタビューで「アラジンにとってのジーニーのような存在が、ジャスミンにとってダリアになる」と語っており、映画を見る際はこの2人の友情にも注目です。
人々を魅了したナシム・ペドラドの演技
実際に実写版アラジンを見た方は、ナシム・ペドラドの演技についてどう感じたのか、ここでツイッターでの評価を拾ってみましょう。
侍女役のナシム・ペドラドが素晴らしすぎました。彼女目当てでもう3回通ってます。
引用:Twitter
かわいかったですね!
引用:Twitter
ジャスミンの侍女役ということで出演シーンも多かったナシム・ペドラド。その活躍に注目していた映画ファンも多かったようです。